サン・マロ 城壁散歩

パリからサン・マロへはモンマルトル駅からTGVで向かいます。

直通で終点のサン・マロまで行く電車が午前に2本ほどあります。ホテルを出て8時発くらいの電車に駅でクロワッサンとコーヒー買って乗り込みます。

3時間ほどで終点のサン・マロに到着。レンヌまでは専用軌道ですが、そこから先は在来線兼用なのでちょっとゆっくりになりますね。途中の景色はヨーロッパらしい田園風景です。

サン・マロの駅から旧市街までは1kmほど離れています。歩く人もいましたが自分はバスで。駅と旧市街を循環してる路線があって、それに乗ると10分ほどで旧市街入り口のバスターミナルまでいけます。バスの1,2,3番線はすべて駅と旧市街を結んでいるので結構本数は多いですね。

 

サン・マロは中世の海賊、そして私掠船の基地として栄えた街でそのためか街全体を城壁が囲んでいます。街の沖合にも要塞化した島がいくつもあってなかなか独特な景色を作ってました。

今回のサン・マロの宿泊はHôtel de la Citéというホテル。

この城門からも近く、干潮時には地続きになるナショナル要塞も見えるシービューの部屋でした!

窓際でビール飲むとグラスに要塞がくっきりと映ってなかなか贅沢な感じです!

さて、部屋から見えるその要塞に行ってみると、潮がどんどん満ちてきて要塞へは迎えませんでした。ひと波ごとに陸地が亡くなっていきます。

このサン・マロの街、潮の満ち引きの差がものすごく大潮のときなどは海岸は全部海で城壁だけになってしまうそうで。インフォメーションにも毎日の満潮干潮の時刻が掲載されていたくらい。

 

街中散歩して半日ほどしたら今度は潮が引いてきたので、その時の様子も載せたいと思います。

ビーチの一部は天然のプールに変わって子どもたちでも安心して遊べる場所になってました。気持ちよさそう。水着持ってくるべきだったかなあ。足だけ突っ込んで楽しみました。

要塞へは地続きになったのですが、営業時間外で中の見学はできませんでした。。日中が干潮でかつ営業時間じゃないと見学できないとは。なかなかハードルの高い。

 

さて、サン・マロの城壁はほぼ1周ぐるっと歩くことができます。特にチケットもいらないので散歩感覚で歩いてました。

街自体も1辺10分ほどで大きくはないので気軽にウォーキングを楽しめます。

こちらは港側。

海側に向けた城壁には大砲や、銅像なんかが多く設置してあります。

銅像は昔の船長とかが多かったですね。

この辺は城壁の上がゆるい傾斜で寝っ転がったらすごい気持ちよかったですw

城壁の上から見えるビーチには一旦、街側に降りるとこんな感じで通り抜けできる場所が何箇所かありました。抜けた先が海な景色は無性にワクワクします。

海鳥も多かったです。