スイス旅行イントロ
2013年2月、スイス旅行に行ってきました。
スイスへの目的は、いっそ真冬に行くので雪化粧のヨーロッパの街並みをあるきたかったのと、カーニバルを巡りたかったからです。
2013年のカーニバルの日程は、2月中旬に灰の水曜日があり建国記念日を含めた週にちょうどあってました。
以下の2都市でメインのパレードの日がいい感じにずれてたので、これらの都市+起点のチューリッヒを中心に巡ってきました。
スイスの始まりの3州の中心で、スイス最大のカーニバルが開かれます。
昼間のパレードも大いに盛り上がりますが、夜にも街のいたるところで演奏が行われとても楽しかったです!
スイス原初3州という歴史も深い街なので、この旅でも3泊して、メインで訪問しました。
旧市街の中世の街並み、湖と山の美しい自然が魅力です。ルツェルンを起点に、リギ山やエンゲルベルグのティトリス山にも行きました。
・ベルン
スイスの首都で、カーニバルの参加者も若者が多かった印象。
アーレ川に囲まれた旧市街でカーニバルが行われます。ベルンは街のシンボルがクマで、カーニバルの主役もクマです!
旅行のために読んだスイスの歴史の本で紹介されていた、歴史の分岐点でもあるブルゴーニュ戦争のムルテンの戦いが行われたムルテンにも日帰りで訪問しました。
スイスの経済的な中心地。旅行ではチューリッヒ空港が旅の起点と終点でした。
ここでのカーニバルは、日程的に帰国日と重なっていたので雰囲気だけ。
また、世界遺産の図書室を持つ修道院のあるザンクトガレンへもチューリッヒから足を伸ばしてみました。
スイスのカーニバルはこの他にも、ユネスコ無形文化遺産にもなっているバーゼル、リゾットを振る舞うルガーノ、なまはげのようなロイチェゲッタなども有名ですね。それぞれスイスの中心からは離れてしまい、カーニバルの日程も旅程に合わず断念しましたが。
スイスは公用語が4つ(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)もあり、地域によって使われる言葉が違うほどのモザイクな国で、先程あげた各地のカーニバルは、それぞれ特殊性があって興味をそそられました。いつか行ってみたいです。
ルートは、チューリッヒ→ザンクトガレン→ルツェルン→ブリエンツ→インターラーケン→トゥーン→ベルン→チューリッヒと、スイスの中央を1周する感じです。
交通機関はすべて鉄道で。スイスは日本並みに鉄道が発達していて便利に利用できました。それぞれの都市間を走る鉄道は途中下車が自由なので、移動の間にいくつかの街を散歩してました。
どの街も雪景色とマッチしていて、美しかったです!
スイスの交通機関は乗り放題のパスもあるのですが、滞在する街もあったので移動費の試算の結果、こちらの半額カードを使いました。都度、半額カードを提示してチケットを買う手間はあるのですが、こちらのほうが安かったので。(スイスは物価が高いので、なるべく節約したいですね。)
都市間移動のほか、市内交通も半額です。市内交通ではパスを提示する場面はなかったですが、自販機に「1/2」の表記があるので、それを買えばOKです。
半額になる交通機関には移動で使う鉄道、バス、トラムのほか、スイスの旅行には欠かせない湖を行く船舶、山岳鉄道も含まれます。
カードはチューリッヒ空港到着後に空港駅のチケット売り場で買いました。パスポートの提示して、今日から使うとカウンターで伝えてゲットです。
この旅行の前に読んだスイスの歴史についてはこの本で学びました。
古代ローマ帝国の時代から、スイス連邦の始まり、中世の戦乱や、傭兵団の派遣国家としての成り立ち、第2次大戦まで。永世中立国の成り立ちがヨーロッパ中央で様々な勢力に囲まれ続けた山岳国家という地域性、公用語が4つもある理由など。
それまで世界史という観点では馴染みのない国でしたが、ドラマティックな歴史を知ることができて面白かったです。