ムルテン日帰り観光

ベルン滞在二日目は午後からファスナハトの子供パレードを見るのですが、午前は時間があるので近郊線に乗ってムルテンという街を見てきました。

ベルンの駅からだいたい40分くらいです。

ムルテンと聞いてもあまりガイドブックにも載っていないので、どこだよ?と思うのですが、ムルテンは旅行前に読んでたスイスの歴史でも転換期になったブルゴーニュ戦争のムルテンの戦いの舞台でもあって、その名前が気になってたので訪問してみました。

ムルテンの戦いはブルゴーニュ戦争での天王山。この戦いで活躍したスイス傭兵が後の傭兵輸出、現在に続くバチカンのスイス衛兵までの歴史を作ったとのこと。

そのためかこのムルテンの辺りがスイスのドイツ語圏とフランス語圏の境になります。

この街も湖の側。まずは駅から旧市街を抜けて湖の畔へ。

散歩する人もまばらで、幻想的な雰囲気。

水鳥も多かったですね。

 

 

 

ムルテン旧市街、メインストリートの骨董品店や看板など歩いてて楽しいですね。

旧市街自体は3本の通りのみでこぢんまりしてます。ちょっとした散歩でもすぐ回れてしまいますね。

スイス旅行ではこの季節に来る人はほとんどいないのか日本人は全然見かけなかったのですが、なぜかこの街では1組見かけました。あんまりガイドブックにも載っていない街だとは思うんですが。

ベルンと同じく地下倉庫を改装したレストランなども。

 

 

 

湖側から旧市街に入るゲートには立派な時計塔が。それぞれ外側と内側を。

 

 

 ムルテンの街の教会。旧市街の城壁沿いに真っ白い壁が特徴です。

奥のステンドグラスのキリストの磔刑がまた美しい。

 

 

ムルテンは北側を湖、南側は城壁で囲まれた街でした。

この城壁には自由に登ることができ、旧市街を見渡すことができます。

 

城壁を外側から見てみるとこんな感じ。

 

駅からムルテンの街に入る手前にそびえる城。

内部は博物館になっていて見ていこうと思ったんですが、お昼休みで入れなかった・・・残念。後回しにしちゃだめでしたね。