フランスバスク日帰りの旅 ラ・リューヌ鉄道

ラ・リューヌ鉄道

サン・セバスチャンから日帰りでフランス側のバスクをちょっと見に。

目的地はラ・リューヌ登山鉄道です。

フランスとスペインの国境にあるラ・リューヌ山を登る鉄道ですが、車窓と頂上からの眺望は素晴らしいものでした。

サン・セバスチャンからの公共交通機関をつかった 行き方は以下の通り。

  • サン・セバスチャンからサン・ジャン・ド・リュズまで高速バス。サン・ジャン・ド・リュズを経由してマルセイユなどへ行く直通のバスが日に何本かありまして、今回は9時発のバスに乗りました。サン・ジャン・ド・リュズまでは30分です。

  • サン・ジャン・ド・リュズからコル・ド・サン・ティニャスまで路線バス。サール村行きの21番のバスでラ・リューヌ鉄道の麓の駅まで20分ほど。10時発のバスに乗りました。

登山鉄道は毎時1本(夏季は40分毎)に出発です。

バス乗り継ぎで登山鉄道まで行くとなかなか乗り継ぎが悪くてところどころで時間潰すことになります。できるならレンタカー使ったほうがいいですね。

ということで発車までバスクビールを。

さてさて、登山鉄道が入線してきましたよ。

お昼前に出発する列車なので2編成で。

窓もなく、カーテンはバスク織です。

 

ラ・リューヌ登山鉄道はラック式で時速9kmという非常にゆっくりしたスピードで確実に歯車を噛み締めて登っていきます。座席が傾くほどの傾斜で、最初に訪れたサン・ジャン・ド・リュズのほか、ビスケー湾を見渡せて天気が良ければ遠くボルドーまで見えそうです。

頂上駅まではおよそ40分。途中のすれ違いの部分は運転士さんが手動でレール切り替えてました。

 

頂上駅からの景色はすごかった!若干曇り気味なのが残念でしたが。

乗ってきた列車が下山していきます。

 

頂上にはレストハウスが2件ほど。

そういえばスペイン来たのに全く食べてなかったパエリアと全く飲んでなかったサングリアでランチです。美味い!!

 

登山鉄道のチケットは往復セットで帰りの便まではお昼ということもあって2時間ほど。少し散歩したり休んだり。

野生の馬が頂上付近には多くいて彼らを眺めるのも楽しかったです!

レールの近くまで来ることもありますよ。毛並みも結構きれい。

 

そんな感じで過ごしていたら帰りの鉄道が遠くに来ました。

帰りは1編成だったので超満員。ギリギリで乗れましたが。