夏の北海道 道北編 宗谷本線で行く稚内

2010年夏、避暑も兼ねて北海道は北のほうを回ってました。

ルートは旭川稚内利尻島礼文島旭川

日本の最北端へ行くこと、北海道の離島旅を目的に行ってきました。

北海道の夏はいいぞ。気温は高いが爽やか。ドライブも鉄道旅も楽しいぞ!

宗谷本線

日本最北端への道程はこの宗谷本線で向かいます。

1日に2編成しかない宗谷本線全通のうち、始発の列車に乗り込むために前日入りしてましたww

この各駅停車で宗谷本線を乗り倒します。稚内まで6時間弱、列車に揺られるのもまた楽しいですね!

旭川駅は翌年の2011年に新駅舎になっているのでこの三角形デザインの駅看板は無くなってます。

途中駅を何駅か紹介。

東六線駅。

真っすぐ伸びた線路に木の短いプラットフォームのみの簡素な駅です。両側には防風林のみ。民家もなく、待合室もちょっと離れているので実にシンプルな絵になる駅で、宗谷本線の中でも好きな駅です。

瑞穂駅。

待合室前の花が咲き誇ってました。

北星駅

この物置小屋まんまな待合室に真っ赤な看板が印象的w

恩根内駅

宗谷本線には簡素な駅が多い中、ちょっと小綺麗な感じがアクセント。

音威子府駅

宗谷本線の中継地点。昔はここから天塩線が伸びていました。

それもあって、駅舎の中には分岐駅だった頃の資料室などもあります。

宗谷本線全通の旅ですが、この駅では30分ほどの停車時間があるので、列車を降りて少し散歩をしてみます。

天塩川までは200m程なのでちょっと見てきました。

また、この駅ではやはり名物の音威子府そばを食べねばなりません。

駅到着が8:49で店が開くのが9:00なので出発まではギリギリなのですがテイクアウトも可能でした。

この真っ黒で風味豊かなそばに濃い目のつゆがたまりません。

雄信内駅

年季の入った無人の駅舎は一応整備されているようで、行ってしまえば寂れた感が旅情を駆り立てます。

幌延

ここでも一時停車なので駅の外見を

晴れてきたので車窓から利尻富士が!

豊富駅をこすあたりからはもう山もなく、草原の彼方にこのように利尻富士のシルエットが美しく眺められます

兜沼駅。

名前の通り兜沼という沼の前。稚内まであと5駅。宗谷本線の旅ももう終盤。

渤海

ここから南稚内駅までの間に海岸ちかくを走る部分がありまして、そこでは列車はスピードを緩めます。利尻富士の景勝ポイントになります!明日向かうわけですが、気分も盛り上がりますね!

稚内駅。

言わずとしれた日本最北端の駅です。ここまで来ると、ここまで来てしまったなという感慨深さがありますね!

2010年なので、このプラットフォーム。旭川駅同様に翌年に新駅舎に変わって近代的な感じになっているそうです。

宗谷岬

稚内でレンタカーを借りて半日ドライブ。

まずは、日本最北端の宗谷岬へ。実際はこの宗谷岬の1kmほど北西にある弁天島が最北端になるそうです。

宗谷岬といえば、この先の樺太探検をした間宮林蔵

流氷館

旧海軍の見張り基地

最北の宿、最北の神社

宗谷丘陵

宗谷岬付近に広がる高台。もちろん日本最北の丘陵です。

氷河時代に作られたゆるやかな谷がいくつもある丘陵地帯で、ちょっと日本であることを忘れてしまいそうな風景の一面に牧場が広がっています。

ここもドライブが楽しいですね!

サロベツ原生花園

8月下旬でしたので花もほぼなく。

ノシャップ岬

日本海沿いの宗谷サンセットロードを北上して(途中温泉なんか入って)ノシャップ岬へ。

午後からはいい天気だったこともあり素晴らしい夕陽を見ることができました!

日本最北端の温泉です。最南端の西表島温泉にも行ったことあるので南北制覇ですw

稚内副港市場にも温泉がありますが、こっちのほうが若干北。個人的にはぬめり具合のます稚内副港の湯のほうが好みではあります。

こちらの湯は日本海に沈む夕陽を見ながら浸かることもできますよ!