夏の北海道 礼文島へ

今回の旅の2大目的は宗谷本線各駅停車の旅と、この礼文島です。

日本最北端の島として前々から行ってみたかったのです。

宿もこの島で2泊。この美しい島は東側には道道40号線に沿って港や集落などが南北に伸びていますが、西側は自然のまま。日本とは思えぬ雄大な景色の中のトレッキングコースで咲き誇る高山植物を楽しむことができます。

別名、花の浮島。緯度が高いため海抜0メートルから高山植物が見られるのが特徴で、島には中央部を除けば高い木も存在しません。

花のメインシーズンは6-7月で、自分の訪問した8月は花の季節の終わりあたりですが、それでも可愛らしい花々に出会うことができました

 

利尻島の鴛泊港から礼文島の香深港まではおよそ40分。デッキからはずっと利尻富士が見えてました。

 

香深港到着は13:40。

まずは港近くで腹ごしらえ。天然利尻昆布を餌にして育つ贅沢なエゾバフンウニてんこ盛り。美味くないはずはなく。

 

桃岩展望台コース

午後の軽い運動のために島南部に設定された短めのトラッキングコースを歩きます。

港に迎えに来てもらった宿の人にお願いしてトラッキングコースの南側の入口であるこの知床停留所まで送ってもらいました。

ここからおよそ3時間弱ほどのハイキングです。

まずは集落から上り坂を上がって行きますが、少しして振り返ると利尻富士が。

そして、早速小さな花たちがコースのあちこちで観察できます。

丘を登りきると、ほとんど手のついてない島の西側に抜けます。

こちら側は丘陵から落ちるように海が広がっていて、この景色はスコットランドノルウェーの海岸線を彷彿とさせてます(行ったことないですがw)

コース名にもなっている桃岩ちかくには東側2つの集落のうちの一つがあります。

ユースホステルもあるんで宿泊も可能です。

 

歩き終えたあとは、港近くの礼文温泉で一汗流してから宿へ。

はな心

礼文島で利用した宿。

市街地からは少し外れたところですが、宿の食事は美味しいし、部屋からは利尻富士も見れるロケーションもなかなかです。

近くには少しの民家があるだけなので夜には夏の大三角形など星もよく見えます。

朝には漁をしている船も見かけました。

利尻島からのフェリーも近くを通るようで

少し歩けばセイコーマートもあるんで、なかなか便利な位置にあります。

食事はやはり魚介メイン。ウニ・イクラ・エビといろいろあって1泊1万くらい。

 

二日目の夕食

礼文島名物、昆布焼酎がまた美味しかった。気持ちぬめりがある舌触りもまた格別。