夏の北海道 礼文島1日トレイル

 礼文島二日目はまる1日かけて歩き倒し。

礼文島にはトレイルコースが複数ありますが、この日はシマノ最北端のスコトン岬からスタート。

まずはスタート地点のスコトン岬までバスで移動。

朝一のバスなので日本最北の高校への通学で学生も乗車してきます。

 

もう廃校になっているようですが、最北の小学校もバスルートにありましった。スコトン=須古頓と書くのか。

 

 

日本最北限の岬。まずは風景を楽しみます。最北端は宗谷岬なので最北限を名乗っているそうで。

岬の先にはトド島。剥き出しの岩と海からの風で冒険心を掻き立てられるこの岬からスタート。

 

トレイルコースは、岬めぐりコースから久種湖へ向かい、礼文島空港を見て、島の北東の幌泊漁港まで行ってバスで帰るというオリジナルコースで歩いてきました。

岬めぐりコース

スコトン岬から南下してゴロタ岬、そして澄海岬を目指します。

バスには観光客もいましたが、歩くのは自分だけのようで、この荒涼とした草原を空と海の青を楽しみながら歩きます。

トド島展望台。

 礼文島北側の美しい湾を見渡せます。遠くに霞むのは礼文岳

ゴロタ岬。

岬めぐりコースでは標高が高くこのときはここだけ雲が発生しているくらいでした。

海からの傾斜角も大きいので急激な温度変化が起きてる証左ですね。

岬を下り、更に南下。道筋には花

振り返ると先程のゴロタ岬にはまだ雲が。

鉄府漁港

この港を抜けると澄海岬への山道の入り口があります。

なにか採っているのか、泳いでいる人も。

8月とはいえ、ここは礼文島水は超冷えてました。

澄海岬への道のほか、神社のある岬にも行けるようで、山道から赤い鳥居が見えます。

澄海岬。

小さな湾になっていて穏やかなところ。海底も見えて、礼文ブルーの異名も頷けます。

ここが日本最北端の島とは思えませんね。

 

澄海岬への入り口までは道路もあって観光バスも来ます。

お店もあるのでここで一旦休憩。歩いた体にビールがうまい!

ここからさらに南下する、愛とロマンの8時間コースには何の補給基地もないので。

 

レブンアツモリソウ群生地

1ヶ月遅かったのでここでは見れず・・・

浜中集落からオホーツク海に流れる大沢川。

橋から降りれたので歩き疲れた足を水に浸して休憩。冷たい!気持ちいい!

水はキレイですが、藻のせいでちょっと滑りやすかった

 

久種湖

湖畔にはキャンプ場やホテルなど。ちょっとしたリゾートですね。湖の周りを1周するおよそ1時間のトレッキングコースもあり、歩いてきました。

湖の南側には水芭蕉の群生地もあります。水芭蕉もシーズンはないのですが。

久種湖から今度は北上して船泊集落へ。

この当たりの海岸線は礼文島ではなかなかないビーチになっていて気軽に海に入ることができます。冷たいし水着もないので足だけですがw

ここから坂を登り礼文空港へ。

礼文空港は日本最北端の空港ですが、業務は停止しています。以前訪問した日本最南端の波照間空港と同じですね。波照間空港は新しくなっているそうですが。

ただ設備は維持管理されているので物寂しいですが、廃墟という訳ではありません。

泊漁港

空港から東側へ下り、この空港下というバス停から宿へ帰ります。

 

バスがくるまで散策。

猫と遊んだり。

しているうちにバス到着。

朝7時のバスでスコトン岬へ出発して5時半くらいに宿着。10時間ほどかけた礼文島北側の旅楽しかったです!

 

宿に持ったあとの食事では礼文名物の昆布焼酎で疲れを癒やしましたw

昆布の舌触りがあるかのような飲み口でミネラルたっぷり取れそう。