ツァヴタット街歩き、そしてスプリトへ
ドブロブニク最終日は15時に港を出る高速フェリーに乗って、古代ローマの宮殿の残るスプリトへ向かいます。
スプリトまでの移動手段にはバスもありますが、いろいろ比較の結果フェリーにしました。
バスでもアドリア海沿いの道をひた走るので車窓は楽しそうなんですが、多少高くても結局船を選択。
晴れてて海も荒れていませんでしたので船旅は快適。途中アドリア海の島々も寄るのでそれぞれの旧市街なども眺めることができます。
特に、フヴァールの活気ある黄昏時、海に突き出た城壁の街コルチュラは時間があれば立ち寄りたいほどでした。
バスの場合だとボスニア・ヘルツェゴビナに一瞬入国するため入国審査がある点、バス故に座席から離れられない点などがマイナスポイントでした。タイムテーブルによると移動時間はバスもフェリーもおよそ4時間半で同じでした。
そんなわけで、アパートをチェックアウトした後に新港へ向かいます。
スーツケースについてはフェリーのチケットを買ったところで預かってもらうことができました。こちらのトラベルセンターです。
フェリー乗り場からはバスターミナルやスーパーも近いのでいろいろ便利でした。
荷物預けたあとはバスターミナルへ。
そこからツァヴタット行きの路線バスの10番に乗ります。
移動時間はおよそ30分。終点まで行きます。
ツァヴタット
ツァヴタットはドブロブニクからは空港の手前くらいにある小さな港町。
ドブロブニクに比べるとやはり観光客は少なく落ち着いた街並みの中を散策できます。
街歩きのお供、レモンのジェラートも美味い!そして、ドブロブニクより物価も安かったw
小さな町の小さな港。クルーズ船も個人所有の小型のものが多いです。
マリーナの一角は仕切られてて水球場になってました。地元の子達も練習に来てましたね。夏でしたし、ここへ来て海水浴するのもいいでしょうね!恐ろしくきれいなエメラルドブルーの海で胡蝶でなく船が浮かんで見えます。
マリーナの端にあるのが雪の聖母教会。
ステンドグラスの形も雪の結晶っぽい。
旧市街から突き出た岬を一回り。30分もかかりません。
岬の遊歩道には松の木の並木になっていて、思わず伊豆の海岸を歩いているみたいな感覚にww
途中開けたところでも海水浴を楽しむ人が寛いでいたり。
岬の先端には防空壕?
そんな岬の最も標高が高いところにあるのがラチッチ廟と墓地です。
ズバリこの街に来た目的はこの墓地を見学することです。
ザグレブのミロゴイ墓地は厳粛な美しさですが、こちらは輝く太陽と海を見下ろす大変風光明媚な墓地で、ここで眠れるのはもう一種の幸せではないかと。
墓地の正面に建つラチッチ廟の中も見学できました。
小さな八角堂に差す光から浮かぶ像もまた見どころです。
街のなかも石の道に南国の花が彩られて隠れ家的リゾート感を満喫できる街でした。
もしドブロブニクに来てちょっとでも余裕があたら足を運んでほしいです。