マラッカ街歩き
マラッカ王宮博物館
オランダの侵攻で破壊されたマラッカ王国の王宮跡に近年復元された高床式の宮殿で、建物もなかなか立派なものですが、宮殿の前に広がる庭園も見事なものでした。
11月でも花が咲き誇っていて宮殿を彩っていました!
宮殿はマラッカ王国の時の設計図などから復元されたもので内部は博物館でマラッカの歴史など学べます。
王座の間には謁見する一団の蝋人形なども。
セント・ポール教会
マラッカ王宮博物館の南にあるこの砲台が二つだけの小さな砦から丘を登っていくと教会にたどり着きます。
たどり着いた教会は朽ちて壁だけでしたが、この雰囲気がなにか引き付けるものがあるのか観光客のほか、地元の人か結婚式の写真撮影などもしてましたね。
壁には嘗て床か壁化の装飾になっていたであろう碑が無造作に立て付けられ、見学者を見送る壁にもたれ掛かってつま弾くミュージシャン、歌を聴きながら昼寝する犬や猫などのカオス空間でしたw
そしておそらく日本人以外は誰も反応しないだろう、あのフランシスコ・ザビエル像が敷地内で丘の下を見下ろしています。日本にくる以前はここマラッカで布教活動をしたとのことで像が立っています。
フランシスコ・ザビエル像はリスボンの発見のモキュメント(の端っこのほうにいる)でも見かけましたし、海外ではここが2か所目ですね。
国内では例の著作権フリーに近い超有名な肖像画のイメージですが、ここのもリスボンのも剥げてないんですよねww
マラッカ川クルーズ
午後最後のアトラクションはマラッカ川クルーズです!
海洋博物館の入り口の広場の一角に上船口があり、ここから川の上流へ行って戻ってくる1時間ほどのクルーズがありましたので楽しんできました!
オランダ広場を超えたあたりから川の両岸は遊歩道になり、よさげなカフェやゲストハウスなどが並びます。
カラフルなグラフィティで彩られている河岸も。
上流側にはモノレールも。
このモノレール開業直後に電気系統かなにかのトラブルで運転停止して以来ずっと運休しているいわくつきの路線。
この時も駅にずーっと車両が待機してました。
もっとも今では運行再開したらしいですが。
小一時間のクルーズを終えて出発地点の水車のあたりに帰還。