石見・萩の旅4萩その2
松下村塾
萩といえば、はやり幕末の志士に明治の政治家などを生み出したここを外せませんね。
彼らが学んだ場所とはいえ小さな草庵で、そんな英傑を生み出したにして質素すぎる場所でしたね。
それでももともとの建物から増築されているとか。
そして、明治日本の産業革命遺産にもなっています。反射炉や造船所や炭鉱が主な構成物ですが、私塾が入っているのはここだけ。それだけの影響力あったんですね。
ここに来る前に萩博物館で、松陰の生涯、関ケ原後の毛利氏の入城から幕末、明治に活躍した人たちの展示とか見てきた後なのでなかなか興味深く見学することができました。
神社前には松陰と久坂玄瑞のイラスト。
松陰門下生の四天王では高杉晋作が一般的には一番有名ですね。
久坂玄瑞は禁門の変で若くして死んでしまったくらいのことしか学校では習わないですが、長州藩中心人物として地元ではやはり人気なんですかね。
神社のおみくじは傘型という初めて見る形式ww
カラフルなミニ傘おみくじが結ばれまくっているエリアはなかなかのインスタスポットですね。
萩城
背後の指月山は登ることもできるんですが、往復1時間はかかる&眺望は望めないらしく敷地内を散歩にとどめておきました。
ここ萩では城に城下町、いたるところで夏みかんが生っています。
この夏みかん、萩の乱後の困窮した士族への救済として栽培されるようになったとか。
明倫館
萩の藩校だったものが明治に入り小学校となったもので、現代では新校舎が同じ敷地にあり、こちらは地域の文化センター兼博物館として自由に見学できます。
木造のしっかりした建物でストライプの外観がなかなかのオシャレ。
校長室が入り口から一番近いところにあるのは現代の学校では見ない設計ですね。