ゲント街歩き
ケルンでの観光を終え、次は隣国ベルギーへ。
タリスでブリュッセルまで行き、そこからベルギー国鉄でオステンド行きのICに乗り替えておよそ30分。ベルギー第3の都市ゲントへ到着です。
タリスは1等車でランチ付きの便を。味はまあまあ。
ブリュッセルからのICで終点まで行くとたどり着くオステンドは北海沿岸の街で、このベルギーの北海沿岸を走る世界一長い68kmを走るトラムがあって、いつかそれにも乗ってみたいですね。
ゲントは英語読みで現地ではヘントという発音が正しいみたいです。
ゲント旧市街
ICのゲントの駅は、旧市街南方向のゲント・セントピーターズ駅というところなんですが、結構遠くて歩く距離じゃないのでトラムで向かいます。
ゲントでの宿泊はErasmus Hotel Restaurantというホテル。旧市街の運河の手前で最上階に部屋を用意していただきました。
4月ということもあって旧市街は花が咲き誇っていました!
軒先のパンジー
街路樹の八重桜
ゲントは運河の街で旧市街を囲むように水路が走っています。
その水路を悠々と進む海賊船(笑)
旧市街西側のレイニテ川にはボートクルージングのアトラクションも。
このレイニテ川は中世では港であり貿易が盛んであった名残で両岸にはかつてのギルドハウスが立ち並んでいます。
ギルドハウスの奥、聖ミカエル橋と聖ミカエル教会
ゴシック調のギルドハウスが美しく朝の川面が静かな時間帯なら水面に映るギルドハウスを見るという乙な風景も楽しめます
ゲントの見どころは聖ミカエル橋から世界遺産の鐘楼を抜けて聖バーフ大聖堂までのリンブルグ通りに集中しています。このリンブルグ通りにはトラムも走っていて大変賑やかです。
この通りを散策します。
トラムの駅もある広場には移動遊園地なども。
この豪華な建物の中身は郵便局とショッピングセンター。レイニテ川沿いのギルドハウスの景観にも収まっている美しい時計塔も目印です。
世界遺産の鐘楼。ベルギーとフランスの鐘楼群として登録されているうちの一つ。
ちょっと時間が遅く内部の見学はできませんでした。
その鐘楼のあたりからリンブルグ通りを振り返ると。
基本はトラムとバスのみ、車はときどき走る程度で観光客含む徒歩で楽しむ人が多くいます。
写真に写っているのは聖ニコラス教会。先ほどの聖ミカエル教会もそうですが、写真映えのする大きな教会がこのリンブルグ通りに密集しています。
通りの東にある聖バーフ教会とファン・アイク兄弟の像。
傑作の宗教画を描き残した兄弟とのことで中央にどんと座って威厳があります。
聖バーフ教会のさらに東に位置する魔王ゲラルド城。
ドラクエに出てきそうなその名前は、城の当主が新たな妻欲しさに今の妻を殺したとのこで魔王と渾名されたことが由来だそうで。内部の武器庫など見学できるそうです。
街中ではこのような変わったファサードの建物も見かけます。
特に魔法使い6体が踊っている像が乗っかっているのはド派手すぎですなw
こちらは大食肉市場。中世からの肉の市場で現在はレストランです。
レストランとはいえ歴史的建造物として内部を見学できます。天井からは無数のハムの原木がぶら下がっていて、当時の雰囲気などばっちりですかね。