花のブリュッセル1~グロート・ベイハールデン城~

ブリュッセルの1日観光は花をテーマに街を探索してみます。

まず午前中に向かったのはグロート・ベイハールデン城へ。ブリュッセル郊外にある17世紀に建てられた城で、堀を渡ると現れる立派な門、敷地内の塔と館はルネサンスを思わせる優雅な雰囲気です。

 

ブリュッセルからは8㎞ほど。中央駅からはSバーンで5駅、グロート・ベイハールデン駅へ。城と同じ名前の駅ですが、ここから1㎞ほど歩きます。

この城もこの日の午後に向かうラーケン王宮温室同様に4月初旬から5月初旬までの限定公開。この時期にブリュッセルに滞在するなら訪問をお勧めします。

 

駅から10数分、住宅街を抜けちょっとした森を抜けると正面の堀に架かる橋に飾られている獅子の像の苔むし具合は日本の神社のよう。なかなかの年季ですね。

この橋の手前でチケットを購入していざ入城。

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堀には水鳥も住んでいるようで、カモの親子が芝生で悠々と過ごしてました。

ブリュッセルの中心部からはちょっと離れていることもあって全く混雑はしていないので彼らものびのびしているように見えます。

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城内の館。この前庭部分、館の裏側、そして西側にある温室を含むフランス庭園となかなかの広さです。

城内の庭園は水仙、ヒヤシンス、チューリップ、ツツジなどでカラフルに彩られています。前庭は車止めに芝生が整備されて格式を感じます。

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屋敷内は非公開でしたが館の一部分である礼拝堂は見学可能でした。

礼拝堂内は厳かな中に蘭が飾られていました。大理石の空間に華やかさがマッチしていて信心深くなくても居心地がいい場所でした!

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いつもいるのかわかりませんが、このときは中世の仮面舞踏会を思わせる出で立ちの方々が城内で僕らを迎えてくれました。ちょっとしたタイムスリップを味わえます。

一緒に写真撮ったり、ポーズしてもらったりサービスしてもらいましたwwチップとかは要求されなかったし入場チケットに含まれてるんでしょうかね。

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館を囲む堀に架かる橋を渡って裏側へ回ってみます。

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クジャクを模した花壇。パンジーなどで飾られてました。

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西側の庭園は大きな芝生の敷地内に区画整備された花壇がいくつも整列してました。

庭園の主は白鳥のようで。観光客も気にせず花を楽しむように散歩中。

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この庭園には温室もあって、こちらには蘭をはじめ温帯の花々が育成されてました。

こちらにも仮面舞踏会の方が。外にいた人より衣装にも力が入ってましたw

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城の裏側は打って変わって森の中、遊歩道以外は全く整備されておらず、所狭しとチューリップが咲き狂っていました。

本当に咲き狂うという表現がぴったりで、ちょっとした森の中全く地面が見えずにここまで一面チューリップだらけなのは幻想的でこの世とは思えないくらい。

城の裏側の森の中には古ぼけた礼拝堂もあるんですがそこを包むように咲いているのもまたファンタジーな雰囲気でいいですね!
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