花のブリュッセル2〜ラーケン王宮温室〜
天気のよいブリュッセルの日曜の午後、グロート・ベイハールデン城同様に4月から5月初旬までの1か月のみ公開しているラーケン王宮の温室を見学しに行きます。
Sバーンのグロート・ベイハールデン駅の近くのトラムの駅から19番トラムでデ・ワンド駅まで乗り続けてそこから徒歩でラーケン王宮の正面へ。
頑丈な門はこの日は開かれているので王宮の敷地へ進んでいきます。
振り返るとラーケン王宮の向かいにある王朝のモニュメントは公園ですのでそちらは入場自由です。
王宮側は厳粛な雰囲気もありますが、モニュメント側の公園は芝生にも多くの人が休んでいて気持ちよさそう。桜も咲いてます。
まずは正面の王宮へ、
とはいかずこの期間は「温室」の公開なので、案内に従い王宮の脇を通って温室方面へ
庭の芝生にも水仙や桜など咲き誇ってます!
春ですねー。
午前に向かったグロート・ベイハールデン城は郊外ということもあって人出は多くなかったですが、こちら王宮は市内から近いですし多くに人で賑わってます。
おかげで入場列ができてて小一時間待たないといけなかったです。こっちを午前中に来るべきだったかも?
見学はこちらのクリスタル・パレスばりのガラス張りの温室から入って、右側のドームに抜けるというコース。
ドームも温室の一つ。よく見ると上半分はガラス張りです。
庭のほうでも桜が咲き乱れてますね。
このラーケン王宮、なぜか五重の塔があります。
この季節の桜と完全にマッチ。おまけに五重の塔の手前には池も配置されている完璧ぶりです。
アレ?ここはブリュッセルだったような日本だったような?と軽く混乱するくらいには完全なる日本の風景がそこにあります。この桜の下で花見酒やりてーな。
この五重塔、1900年のパリ万博の日本館を当時のベルギー国王レオポルド2世が買い取り移築したそうで。
ヨーロッパは何度も旅行して、日本庭園はあるところにはあったりしますが、こんな立派な五重塔まで揃えているのはここ以外には見たことないですね。
そんな庭園を楽しんだ後、ついに温室内へ。
花ばかりでもなく、ツタ植物やシダなどの熱帯植物も豊富に迎えてくれます。
王宮所有ということでただの植物園でもなくブロンズや大理石の像も展示されていて優美さも兼ね備えています。
大理石像もいる部分は美術館のよう。
特にこの天井までツタ植物の花が咲いている、花のトンネルに大理石像。
桃源郷のようですな!
最後にドームです。
神殿風の柱が周りを囲み、まるでジャングルの中のローマ遺跡のような雰囲気。これもまたいいですね。
ラーケン王宮、非常に楽しかったです!これも4月に旅行をするなら必見のお勧めポイントです!!