そうだ京都行こう2日目

叡山電鉄

京都二日目は洛北方面を攻めるということで、英山電鉄の1日乗車券1,200円を購入して1日乗り倒しますよ。

まずはこの「ひえい」で京都の隠れ家的な八瀬へ。

叡山電鉄は実はこっちの八瀬比叡山口駅への路線が本線で、距離の長い鞍馬までの登山線は支線なんですね。車内はシックな雰囲気で高級感があります。

なお、鞍馬線方面には紅葉などを楽しめる別の観光列車「きらら」が走っていてこれにも乗ってきました。

ただ、2020年夏は土砂崩れの影響で市原から先は運休。その「きらら」からの車窓が一番楽しめるのがこの市原から先の区間なので、残念です。

なお、鞍馬やこの日に行った貴船へは京都バスが代行運転してます。1日乗車券も使えず、乗り換えが一つ増えて面倒ですが仕方ないですね。

f:id:hijirin18:20200822141749j:plain

やってきました八瀬比叡山口駅出町柳の次くらいに大きいかも?

なかなかレトロな駅舎に昔の字体での駅表示。タイムスリップしたようです。

f:id:hijirin18:20200822141710j:plain

 

瑠璃光院

京都もなかなかこの辺りまでは足を延ばさないので、実に12年ぶりの訪問です。

拝観料が2,000円になっててびっくりしましたwww前に来たときは500円くらいだったはずなんだけど。

高いだけあって入るまでの間の待ち時間にミネラルウォーターなんかも配られました。

そう、ここは昔は京都の奥地で落ち着ける静かな青紅葉を楽しむスポットから、今や人の絶えないインスタ映えの人気スポットに変わっていたのです。

この日も朝一できたのに並ばされましたほど。

f:id:hijirin18:20200822141533j:plain


お目当ては2階にあるこのテーブルに反射する青紅葉のリフレクション。

みなさんこれ目当てにどっと押し寄せます。

f:id:hijirin18:20200822141954j:プレーン

f:id:hijirin18:20200822141815j:plain

因みに12年前はこんなテーブルはなく2階からは座布団に座って借景を楽しむ、京都では割とあふれた、しかし喧騒から離れた京都の奥地で静寂に過ごす場所でしたね。

床もピカピカなのでいろんなところで緑が反射しています。

写経も行って1時間ほどじっくり(人は多いですが)楽しんできました。

f:id:hijirin18:20200822141920j:plain

f:id:hijirin18:20200822141937j:plain

なお、この瑠璃光院。実は由緒正しい寺院ではなく明治時代に三条実美の庵として建てられたのち寺院になったということで、数寄屋造りのまるで昔ながらの木造住宅のような面持ちです。

そして、庭も素晴らしいです。

見るべきは個人的には苔ですね。入り口からの階段やこの庭の苔にはこの時期、しかも雨露に濡れて何とも言えない情緒を感じますね。

f:id:hijirin18:20200822141906j:plain

f:id:hijirin18:20200822142012j:plain

f:id:hijirin18:20200822142030j:plain

 

狸谷山不動院

続いては一条寺駅まで戻り、ひたすら東へ。

この狸谷山を目指します。

名前の通り入り口では狸がお出迎え。

f:id:hijirin18:20200822142239j:plain

さらに進み不動院入り口へ。

修験道の寺院だけあってここまでたどりつくまでの坂道は辛い。。。

しかし、霊験あらたかなのは確かか、伝説の85年阪神タイガース日本一の記念碑なんかもあります!

隣にはここでお百度参りをしたという小林選手の石碑も。

狸=他抜き、ということでスポーツでは験担ぎで狸を奉納するひとも多いそうで。

京都へはよく来てましたが、ここは初めての訪問なのでいろいろと発見があって楽しかったです。

f:id:hijirin18:20200822155711j:plain

入り口。

ここから先がまた辛い。ここまでの上り坂も相当な急斜でしたが、さらにダメ押しの250段の階段を登らなければなりません。

f:id:hijirin18:20200822142223j:plain

f:id:hijirin18:20200822142157j:plain

たどり着いた不動尊

清水寺を思わせる高床式の寺院からは京都の街も谷間から見ることができます。いやー疲れた。。。

f:id:hijirin18:20200822142254j:plain

f:id:hijirin18:20200822142209j:plain

 

一条寺から狸谷山までの間には、宮本武蔵の一条寺下り松の決闘の舞台である松の木や、中国の三十六歌仙を描いた居間で有名な詩仙堂など見るべき場所はあるのでそれらも見て回るのも楽しいです。

幸いどれも大きくはないのでちょっとした時間で回れます。

 

とん吉

一条寺は京都のラーメン激戦区としても有名ですが、ラーメンはスルーしてお昼はこちらのお店へ。

狸谷山へ行くときに人が並んでいたのでチェックしていたのです。

f:id:hijirin18:20200822142903j:plain

店名とおなじとん吉セット。

このとんかつに乗ったオリジナルの大根おろしとポン酢ベースのタレがまた美味かった!酸味あってもりもり食べれる味なのでダブルでいっても良かったかも?

付け合わせの豚汁もまた美味しかった!!

一条寺お勧めのランチスポットです!自分が食べている間も地元の常連がちょいちょい食べに来てましたしね。

f:id:hijirin18:20200822142918j:plain

 

貴船神社

再び叡山電鉄にのり貴船方面へ。

前述の通り市原まで行った後は京都バスに乗り換えて貴船口へ、そこから貴船神社まではまた京都バスに乗り換えという面倒なルートです。

雨が強くなってきましたが、京都の山中、涼を求めて京都人がやってくる川床なども有名なだけあって、ある意味雨はいい舞台装置なのかも?

もっともかなり強くなってきたので川床もやってなかったですが。

f:id:hijirin18:20200822142954j:plain

貴船神社はこの参道の階段と灯篭の赤、そして緑という配分が素晴らしいですね。

f:id:hijirin18:20200822143011j:plain

f:id:hijirin18:20200822143028j:plain

この時期は七夕飾りで境内は賑わっています。

f:id:hijirin18:20200822142624j:plain

水神のご利益にあずかるために水おみくじを。

f:id:hijirin18:20200822142558j:plain

f:id:hijirin18:20200822143102j:plain

貴船神社奥の院へ。10分ほど歩きます。

奥の院は静かで飾り気のない境内で、ここまで雨の中来る人も少なく神秘的な雰囲気を味わえます。

f:id:hijirin18:20200822143122j:plain

f:id:hijirin18:20200822143139j:plain

だいたは川床が占めててなかなか見れないですが、ポイントポイントで貴船川の流れを確認。

f:id:hijirin18:20200822142613j:plain

f:id:hijirin18:20200822143154j:plain

居酒屋たつみ

夜の1軒目。

昭和な雰囲気の大衆店です。

お酒は京都もの北陸のものなどいろいろ揃っています。

f:id:hijirin18:20200822143523j:plain

つまみもリーズナブルなのがおおいです。

こちら、鱧皮。

f:id:hijirin18:20200822143549j:plain

野菜天。

f:id:hijirin18:20200822143536j:plain

柳小路TAKA

2件目。

日本酒はなんと金亀一択です!!

しかしその金亀の精米具合を40%~100%!!まで取り揃えており、同じお酒でもいろんな味を楽しめました!

100%(つまりまったく削ってない)のはここでしか飲めないそうで、もう甘いのなんの!個人的には70当たりがおいしく、ちょっとすっきり目がいいかな的な気分なら60%ですかね。

f:id:hijirin18:20200822143604j:plain

この店一番人気のレバー。

ドン!と大きいのが出てくるとは想定していなかったですが、とろける舌ざわりで素晴らしかった。

f:id:hijirin18:20200822143510j:plain

口直しには万願寺唐辛子。

一人分にはちょっと量が多かったかも、

f:id:hijirin18:20200822143457j:plain