知床ドライブ 温泉巡り
天に続く道
北海道3日目は知床半島ドライブです。
斜里からウトロ、羅臼と抜けていく最初のポイントは天に続く道から。
国道334号でウトロ方面には行かずに真っ直ぐ突き当りまで進むと、畑の中に直線の先端があります。
知床は何度が行きましたが、今回はじめてここまで来ました。曇りだったのが残念といえば残念。道の果てが雲の中に消える感じがまた良しですね。
始点から少し行くと展望台があってオホーツク海まで見渡せます。
オシンコシンの滝
知床ドライブでは知床峠と並んでいつも立ち寄る場所です。
駐車場からすぐに二条に分かれる水量たっぷりの滝からマイナスイオン浴びてドライブの気鋭を養いましょう!
カムイワッカ湯の滝
知床五湖は渋滞で大変だったのでそれを横目にカムイワッカの滝までの砂利道を進みます。
相変わらずこの道は人と山の境目。狐やシカがよく出ます。事故らないように慎重に。
ちなみにこの道道93号線、冬季は通行止めなほか、夏の間もハイシーズンには一般車は乗り入れ不可なのでマイカーでカムイワッカの滝まで行きたいのなら時期を見定める必要あります。
この日は翌日からマイカー乗り入れ禁止でした。
たどり着いた道の終着点にある湯の滝を楽しみます。
滝は一の滝の上まで行けますが、それ以上は立ち入り禁止。
水温はほんのりぬるくて温泉だということが分かります。滝を登るのは基本は裸足ですが、登坂は急なうえに水が流れているので滑るのでご注意を。特に下りは危険なので慎重に。
気合い入れていくなら専用の靴かサンダルあると安全かも?
位置の滝のくぼ地にある水たまりは腰か腹まで浸かるので入るならそのつもりでw
羅臼ビジターセンター
知床横断道路をドライブで楽しみと行きたかったのですが。この日は霧が濃くてちょっと怖かったです・。。
羅臼ではまずは羅臼ビジターセンター。ここも知床半島ドライブでは個人的に定番です。クジラの骨格標本の迫力もさることながら、知床に住む動物たちの剥製も見ごたえ抜群です。
しかも入場無料。トイレ休憩にも最適なうえ、後述の熊の湯にも近いというすばらな立地。
熊の湯
ま、何台か車は止められるので歩きはしないのですがww
熊の湯は白濁の温泉かけ流し。無人の村営温泉ですが、神棚には心付けを入れるのが礼儀でしょう。小銭だけ持っていきましょう。
男女は分かれているので女性にも安心。
ただ名前のとおり熊をはじめ野生動物が出るときもあるとか。
男風呂のほうは脱衣所以外は完全に開放されてますがww
誰もいないし何の気兼ねもなく芯まであったまってきました。8月なのに知床峠は17度で恐ろしく冷えた体があったまります。
湯温は高いほうですが、加水はせずに入りますよ!
相泊温泉
羅臼では山の上の展望台から市街地と国後島をセットで楽しめます。返せー!
この道はいままでの知床旅行ではいかなかった道でわくわくしますね。
道沿いには国後島を見れるルサフィールドハウスなどによりつつ温泉を巡ります。
道沿いには瀬石温泉と相泊温泉のふたつがあるのですが、個人所有の瀬石温泉のほうはこの日は入湯できず。。。
さらに先の相泊温泉へレッツゴーです。
こちらが相泊温泉。
海の目の前の海岸に湯が沸いてます。ブルーシートで一応男女分かれて囲まれてますので一応女性でも安心。な筈。
湯温もなかなかの暑さで気持ちよい。湯が直接湧き出ているところは熱いので一応注意ですかね。
入り口目の前は根室海峡。遠くに漁船も時々通ります。
湯当たりしたら海のほうに行くと潮の飛沫で体が冷えますよ!素っ裸を見られる覚悟の上ですがww
熊の湯は父なる山の中での解放感でしたが、ここは母なる海に向けたこの解放感がたまらないですね。気持ちよかった!!
相泊温泉からさらに進むと道道87号線の終点に。まだ知床半島の半分くらいですが。
ここから先は道はなし。番屋はちょいちょいあるみたいで登山などで入る人もいるらしいですが、一般人はここまでで地の果て感を味わいますよ。