メトロポリタン美術館2
西洋画のコーナーは教科書レベルで見たことあるかいがのオンパレードでどこを見ても素晴らしいですね。
改めて収蔵数と幅の広さに驚かされます。
モネ夫人と子供。やはりこの時代になると日常の風景が多いですね。一貫して平和な世界で温かみのある印象です。
やはり有名なバレエをする少女の絵が多いです。
ドガコーナーの中央にはバレエの少女の彫像も。
この周りでは一緒に記念撮影する人も多かったですね。
レンブラント。光を巧みに操る絵はやはり本物。オランダらしい質素な生活風景が切り取られたみたい。
一連の睡蓮シリーズの一部が展示されてます。
日本風の橋の1枚もここに。
睡蓮以外だとひまわりも展示されてました。
メトロポリタン美術館にはないですが、ひまわりといえばゴッホが有名ですね。あちらと違ってやはり印象派のタッチが前面に出てますね。
ヴァン・ゴッホ
ということでゴッホも展示されてます。ちょっと歪んた感覚で見える世界観がやはりゴッホらしさ。ゴッホは有名な絵がここではなくMOMAにあったりするので、そちらも必見です。
コットの春と嵐
ラブラブやな。見つめあう二人を見ているこっちが恥ずかしくなりそうな絵ですw
ミレー
こちらはルノワールとはまた別の社会の日常を切り取った作品。
雄大で永遠に続きそうな毎日を感じます。
フランス絵画として、モチーフの多いジャンヌダルクですが村娘姿は珍しい。
戦争がなければ。。。と思ってしまう。
古美術コーナーへ戻ります。
モザイク画のフロアには中世の教会からいろんな作品が集められてました。
静けさのなかで神々しく見ています。
ヨーロッパの教会の宝物庫みいるみたい。
展示場所も雰囲気に合わせた意匠になってます。
このへん、中国庭園や日本の茶室などのコーナーにも当てはまりますが
オリエンタルなコーナー
スルタンの部屋
ペルシャ絨毯の展示コーナーも素晴らしい。
近代のフロアにはシューレアリズムの一角。
360度ぐるりと作品が、これは大迫力!
南米コーナーは黄金ばかり。さすがエルドラドの地ですな。
フロア全部眩いばかりです。
太平洋のコーナー。南米からの海洋民族の船などが展示されてます。
大型の展示物が多いので、ここのまた迫力がありますね。
ギリシャのコーナー
神々の石像が並ぶ場所も神殿のようです。
しかしこうしてみると、モザイク画でみた神にくらべて、写実的ですね。古代ギリシャのレベルの高さをうかがえます。
エジプトのコーナー
ここにはデンドゥール神殿が移築されているんですが、メンテナンス中で見れなかった。残念。
エジプトの墳墓の中を模して中に入れるところも。狭い中にびっしりと文字と絵が描かれた回廊を進むのは現地で発掘している気分に。
アメリカらしい銃器のコレクションも。武器としての無骨さを感じさせない細かい装飾を施したものもあって、美術品だなと思わせますな。