長崎、五島の旅の1
オリンピックも始まる最中、未訪問県のひとつである長崎県へ一人旅してきました。
今回は長崎空港までの往復チケットを購入して、空港から時計回りに長崎、福江、上五島、佐世保と1周してきました。若干台風がかすってきて危うかったけどなんとか船も出てくれたんで良かった良かった。反時計回りならアウトでしたよ。
最初の訪問地は長崎市。
空港からはバスで40分くらい。出島近くのホテルに荷物置いてまずは平和記念公園&原爆資料館へ。
原爆資料館は200円(広島のと同じ料金)の入場料とは思えぬ様々な展示物に心が痛みます。午前11時2分を指したまま止まった時計などのほか、ショッキングな写真や映像なども。
資料館見学後は長崎といえばやはりこの風景をみなくては。平和記念公園の像ですが台座の補強工事中。若干風情には欠けますが献花もされていて平和への心を感じずにはいられない場所ですね。
平和公園の像のある部分は戦時中刑務所のあった場所とかでその遺構が残されています。長崎には当時のものがときどき残っていて思いを馳せられます。
こちらは平和を願う鐘。主に学徒動員などで工場などで働いていて犠牲になった人たちの鎮魂のためのもの。原爆投下後、水を求めた彼らのために水が備えられているのが印象的。
そして3つ並んだ外国からの平和を願う像たち。
たくさんあるんですが平和祈念像へのメインストリートに並ぶ3か国から寄進された像は印象的。
入り口側からソ連、チェコスロバキア、東ドイツと。揃って共産圏の今は無い国という。。。
原爆資料館最寄りの市電。長崎の市電はいろんなフォトスポットありますが、この歴史ある建物の中を突っ切るところはちょっとわくわくしますww
お昼はこの長崎西洋館の中にある流れ寿司で頂きました。ちょうど全皿半額セールなんてものやってたので。マジで味噌汁からいろいろ半額でお得だった!
もう少し爆心地近くを散歩。
こちらは爆風で左半分が吹っ飛ばされた鳥居。吹き飛ばされた片側は奥に展示されてました。しかし半分になったとはいえ一本足でよくぞ立ち続けている姿は脅威とともに神様の力も感じずにはいられない。
その鳥居の本殿はもう少し奥に行くとある二本の大きなクスノキの向こう側。
このクスノキも原爆の被害を受けたものですが生き延びて今も枝葉を広げています。階段がせっちされてて爆風で飛ばされた大きな石を幹に受けた跡を見ることができます。
神社ではこのクスノキの生命力を授かれるお守りなど置いてありました。人が居なくて買えなかったですが。
長崎駅まで戻って、歴史もさかのぼり安土桃山時代の二十六聖人の像。記念館は閉まってたので公園の像だけ見学。この中にはこのあと向かう五島出身のひとも。
看板通り長崎県内の日本酒焼酎が揃っていてつまみは100円からとリーズナブル。まさに文字通りのせんべろ。長崎に住んでたら通うのは必須の店でした。
長崎駅は新幹線の工事中ともあって駅が高架になってこの駅前広場から結構奥まったところに移設されています。JRと市電の乗り継ぎは結構面倒そう。
この日のラストは長崎1,000万ドルの夜景を見に伊佐山ロープウェイ乗って展望台へ。
世界新三大夜景として香港、モナコとともにリストアップされているとか。モナコは行ったことがないですが、香港の夜景はさらに凄かった気がする。あっちは高層建築物も多いですしね。
こちらは山間から長崎港への光の帯が伸びているんですが、その中にハート型と合ったりwwなかなかの見ごたえでした。