長崎市観光 軍艦島クルーズ
長崎市二日目は午前を軍艦島ツアーに、午後からは五島に向けてのジェットフォイルに乗り込みます。
眼鏡橋
軍艦島ツアーは9時集合ってことでそのまえに長崎っぽいところを見て回ることに。
まずは眼鏡橋。長崎のランドマークの一つですね。
江戸時代初期からの石造りのアーチ橋は長崎舞台のアニメでもよく出てきますね。
橋のたもとには階段で降りていけます。
ただ下にはフナ虫の大群なので、虫ダメな人は降りないほうがいいかもね。
対岸へは飛び石も用意されているんで正面からも収められますね。
ここにはなぜか鯉なんかいたり。
夜中の散歩で撮ってみた。
大浦天主堂
内部の見学時間前に外見だけ見に来ました。
この大浦天主堂の左横から祈念坂を登りに行きますよ。ちなみに右側へいくとグラバー園ですが、工事中とのこと。
祈念坂は名前の通り何を祈念しながら登るといいそうで。
登りきったところで振り返るとこの風景です。大浦天主堂の尖塔と長崎港が坂の先に見れて長崎らしい風景を感じられますね。
軍艦島ミュージアム
軍艦島ツアーのチェックイン後は同じ建物のミュージアムを見学。
ツアーにはミュージアムの入場料も含まれているのを選択したので。
内部は軍艦島の歴史にミニチュア、軍艦島の立ち入り禁止区域をVRで見学することもできます。当時の映像も生き生きとしてましたね。
ここで働いていた人たちは炭鉱労働者でも高給取り。管理職ともなればボーナスのときはカバン一杯の札束の山をもらってたそうで。
ミュージアム内にはご神体の巨大な石炭を祭った神社なんかもw
軍艦島
さて、いよいよ軍艦島クルーズの始まり。
自分の予約したツアーにはさらに上のファーストクラスもあってこっちは船長が挨拶に回ってたりしましたw
軍艦島までの航路では長崎港のあれこれを見ながらいくので40分ほどのクルーズも楽しいです。
港には護衛艦こんごう
巨大クレーンも。三菱の造船所は明治の産業遺産として世界遺産に登録されています。
クルーズではまず軍艦島を東側から見て回ります。そのシルエットが軍艦に似ているとのことですが、確かにそんな感じです。
このツアー着岸率高いとのことで取りましたが、この日は波も穏やかで余裕でしたね。
岸壁は何年もかけて補強されたものということで岸壁だけで海面から最大15mもあるそうで。軍艦島は昭和まで操業してたのでそのものが明治産業の世界遺産ではなく、明治時代に作られたこの岸壁の基礎部分と坑道の一部が世界遺産だそうです。
まずは西側
そして北側。病院は一番高い建物だそうで。
東側は居住棟が並んでます。
1か所居住区をぶち抜いている穴があるんですが、ここにはベルトコンベアが通っていてボタを海に捨てていたそうで。住んでる隣にそんなもん作られたらたまったものではないですなw
さて、いよいよ上陸。
建物の崩壊度合いが凄いのでほとんどは立ち入り禁止。見学ルートに沿って船着場から南のプール跡のほうまでの30分ほどを3か所で説明を聞きながらの見学になります。
クライマックスは見学ルートラストの30号棟。
日本初の鉄筋コンクリート造の建築物ですが崩壊が激しくガイドの方曰くもう何回か台風来たら崩壊するかもとのこと。これを見るならほう猶予はなさそうですね。。。
出島
軍艦島ツアーから帰った後五島までのジェット船の出発まで多少時間あるので出島を見学。こちらは前日の散歩でみた夜の出島。中には入れませんがライトアップされてます。
出島自体は1つの住所区画くらいの大きさなのでさくっと見学できます。
当時の建物を再現されてて内部も自由に見学可能。
当時の衣装も用意されてて着て回ることもできるみたい。
オランダ商船の船員たちが滞在していたということで江戸時代とは思えぬ調度品の数々はなかなかに見どころアリです。