モン・サン・ミッシェルへ
今回のフランス旅行ハイライト、モン・サン・ミッシェルへサン・マロから移動です。
モン・サン・ミッシェルは世界的な観光地なのに公共交通機関で行く術があまりないので経路調べるのも苦労しました。
サン・マロからはドル・ド・ブルターニュ経由でバスが出てますが、1日1本11:00からしかないときた。
サン・マロからドル・ド・ブルターニュまでは鉄道で15分ほど。10時台の列車に乗ります。
チケットはフランス国鉄でモン・サン・ミッシェルまで通しで買えたみたいで、ここは失敗しました。
目的地にモン・サン・ミッシェルがありました。鉄道とバスまとめて購入できます。
でも、それには気づかなかったのでバスの運転手から直接買おうかと思ったら駅で買えと。時間ギリギリでなんとか買えましたが。
ドル・ド・ブルターニュは小さな駅で窓口も一つのみで焦りました。
モン・サン・ミッシェルへはバスで1時間ほど。
途中の高速からは遠目にもモン・サン・ミッシェルが見えました。車内は歓声w
モン・サン・ミッシェルでの宿は、対岸のLe Relais Saint Michelに。
対岸のホテルの中では目の前にモン・サン・ミッシェルしかないので、部屋の眺めは最高です。
テラスでゆっくり景色堪能しながら飲む酒は美味いっす!
サン・マロの夕暮れ~夜景~朝
サン・マロは方角的に湯紐綺麗に見えます!
海の向こうの半島に日が沈む光景を見ながらの城壁散歩はなかなか素晴らしかったです!
夜のライトアップは正門の辺りで撮影しました。
朝日は新市街の方から登るので、ビーチからはおひさまより朝焼けが楽しめます。
サン・マロ旧市街
サン・マロ旧市街は1辺500mくらいの城壁に囲まれています。
あまり広くもないので1時間もあれば街を見て回れます。
サン・ヴァンサン大聖堂
街の中心になる教会になります。
内部は落ち着いた雰囲気と素晴らしいステンドグラスを見ることができます。
メインストリート
この大聖堂から南のディナン門への道がメインストリートになります。
レストランやお土産屋など。泊まったホテルでは朝食は外したのですが、朝ごはんのパンを買えそうなベーカリーはこの通りともう一つ隣の通りの2件だけでした。
ブルターニュはクイニーアマン発祥の地です。
ということでベーカリーではクイニーアマン買って食べ歩き♪
歩いていたらこんな図が。
サン・マロからカリブ海のグアドループまでのヨットレースが4年に一度行わていて、今年は開催年なのだそうで。
今年の開催は11/5スタートと、まさに今日!
日本からも出場者がいるそうです。
この図には第1回からの優勝者とレコード、航路が。
グアドループはフランスの海外県で、コロンブスが名付けたとか。その頃の航海にちなんでいるんでしょうか。
海賊の街らしく、お土産に海賊さんww
フランス北部のここブルターニュではシードル作りが盛んで、シードルのカップがお土産屋に並んでます。
日本でもある名前入りのキーホルダーみたいに、いろんな名前がカップに描かれてました。ま、日本人の名前はないですけどね。
Crêperie des Bés
お昼はこちらのクレープ屋でガレットを。
ガレットとクレープとシードルのセットで10€。ガレットはスタンダードなチーズハムエッグ。メニューには肉、魚、貝などいろんな種類もあったので食べてみても良かったです。
ガレットの生地はスーパーでも売っていて、詰める材料も買えば作れそうでした。
La Licorne
夕食は正門近くのお店で、シーフード三昧。
エビと貝づくしで魚は無かったですが。サン・マロ近くは牡蠣の産地でもあるのでメインは牡蠣。なかなかのミネラル分で美味しかった!そしてツブ貝が10個!!これは大ボリューム。味も申し分なかったです!
飲み物はもちろんシードル。お店専用のボトルとカップで。
ディナン門
先日書いたクルーズ線はこの門の先にチケット売り場がありました。
Etoile du Roy
街の門の前にあるバスターミナルの正面には大型のヨットも停泊。
この船でもクルーズができるようですね!
Etoile Marine Croisières | Location vieux grément - Croisière - Séminaire - Saint-Malo - Bretagne
サン・マロ クルーズ
サン・マロの南側のディナン門のそばには船着き場がありました。
サン・マロ近辺のクルーズ、3時間のロングクルーズ、そして対岸の街ディナールへの渡し船とありました。
今回は短い1時間ほどのクルーズを。
天気がいいので乗客はみんなデッキに上がってクルーズ開始。
船員の兄ちゃんのガイドで盛り上がります(フランス語なんでサッパリ分からんがw)
海の上から城壁都市を見るのもまたいいですね!
サンマロからはイギリスへの国際線もあります。
でっかいフェリーが留まってました。
航路はサン・マロからまずは湾内の南側ラ・シテ方面へ。
こちら側には昔の砦兼牢獄や、島に設置された乙女の像などの見どころがあります。ヨットも多数停泊。
船はサン・マロ対岸のディナール方面へ。
こちらはリゾートになっていて広いビーチでは海水浴楽しんでる人も多かったですね。
散歩するのも楽しそうだったので、いつかまた訪問したときにはディナールで降りてみたいです。
沖合には要塞化した島がいくつか。そして灯台。
もう一つロッジもあってリゾートになっている島もありました。観光地から少し離れて過ごせそうでいい感じでした!
サン・マロ 城壁散歩
パリからサン・マロへはモンマルトル駅からTGVで向かいます。
直通で終点のサン・マロまで行く電車が午前に2本ほどあります。ホテルを出て8時発くらいの電車に駅でクロワッサンとコーヒー買って乗り込みます。
3時間ほどで終点のサン・マロに到着。レンヌまでは専用軌道ですが、そこから先は在来線兼用なのでちょっとゆっくりになりますね。途中の景色はヨーロッパらしい田園風景です。
サン・マロの駅から旧市街までは1kmほど離れています。歩く人もいましたが自分はバスで。駅と旧市街を循環してる路線があって、それに乗ると10分ほどで旧市街入り口のバスターミナルまでいけます。バスの1,2,3番線はすべて駅と旧市街を結んでいるので結構本数は多いですね。
サン・マロは中世の海賊、そして私掠船の基地として栄えた街でそのためか街全体を城壁が囲んでいます。街の沖合にも要塞化した島がいくつもあってなかなか独特な景色を作ってました。
今回のサン・マロの宿泊はHôtel de la Citéというホテル。
この城門からも近く、干潮時には地続きになるナショナル要塞も見えるシービューの部屋でした!
窓際でビール飲むとグラスに要塞がくっきりと映ってなかなか贅沢な感じです!
さて、部屋から見えるその要塞に行ってみると、潮がどんどん満ちてきて要塞へは迎えませんでした。ひと波ごとに陸地が亡くなっていきます。
このサン・マロの街、潮の満ち引きの差がものすごく大潮のときなどは海岸は全部海で城壁だけになってしまうそうで。インフォメーションにも毎日の満潮干潮の時刻が掲載されていたくらい。
街中散歩して半日ほどしたら今度は潮が引いてきたので、その時の様子も載せたいと思います。
ビーチの一部は天然のプールに変わって子どもたちでも安心して遊べる場所になってました。気持ちよさそう。水着持ってくるべきだったかなあ。足だけ突っ込んで楽しみました。
要塞へは地続きになったのですが、営業時間外で中の見学はできませんでした。。日中が干潮でかつ営業時間じゃないと見学できないとは。なかなかハードルの高い。
さて、サン・マロの城壁はほぼ1周ぐるっと歩くことができます。特にチケットもいらないので散歩感覚で歩いてました。
街自体も1辺10分ほどで大きくはないので気軽にウォーキングを楽しめます。
こちらは港側。
海側に向けた城壁には大砲や、銅像なんかが多く設置してあります。
銅像は昔の船長とかが多かったですね。
この辺は城壁の上がゆるい傾斜で寝っ転がったらすごい気持ちよかったですw
城壁の上から見えるビーチには一旦、街側に降りるとこんな感じで通り抜けできる場所が何箇所かありました。抜けた先が海な景色は無性にワクワクします。
海鳥も多かったです。
最新作 フランス旅行2018
2018年のシルバーウィークはフランスへ行ってきました。
ヨーロッパで訪問した国は16カ国ですが、ご覧の通り大陸中央だけ抜けていたので、今回訪問先に選びました。北欧や中東欧も未訪問ですが。
他の国についてはまたいずれということで。
さて、シルバーウィークということでチケットはどこもお高い。
なんとか10万以内で収まるチケット見つけてとったのですが、ベトナム航空を使ったベトナム経由。行きはホーチミンで1泊。帰りはハノイトランジットという鬼のような遠回り航路で行ってきましたw
旅程は以下。
今回は初フランスということで、基本のパリ、モン・サン・ミッシェルに加えてサン・マロという港町を加えてみました。
雨は7日目の朝のみで、天気にもほぼ恵まれていい旅ができました!
1日目 成田→ホーチミン
2日目 ホーチミン→パリ
3日目 パリ→サン・マロ
4日目 サン・マロ→モン・サン・ミッシェル
5日目 モン・サン・ミッシェル→パリ
6,7日目 パリ滞在
8、9日目 パリ→ハノイ→羽田
ホーチミン1泊ですが、到着が夜、出発が朝ということで街には出ず空港近くのホテルibis Saigon Airport Hotelで1泊。空港近辺には結構料理店もあってご飯には全然困りません。イオンもありましたしね。
ibis Saigon Airport Hotelには事前の連絡で空港からの往復送迎してもらいました。
歩いても10分かかりませんが、タクシーの誘いの群れを抜けなくていいので楽ですね。
夕食はホテルの隣にあったレストランで。
揚げ物セット、特にエビのパンケーキ美味しかったです!
拙者パクチー大好き侍なので、たっぷりのっけて食べたで候。美味美味。
レストランの帰りには謎の屋台でバターコーンの小エビ炒めの・ようなものを。20,000₫
ホーチミン空港ではラウンジも少し堪能。ちょっと分かりづらいところでしたね。
朝ごはんのフォー上手い!
フランス本編は次で。
今回は移動時間が特に飛行機で多かったので、読み物持って行きました。
この本ですが、前半の伝記部分、理念や考え方の部分にも興味深くて面白かったです!
ワルシャワ旧市街
帰国便はタリンからワルシャワ経由ですが、乗り継ぎの関係で1泊です。日本便はワルシャワ15時台発なのでワルシャワの旧市街をゆっくり見てから帰ります。
タリン空港は小さいですが、デザインが素晴らしい空港でした。
飛行時間2時間ほどでワルシャワへ。
夜の旧市街でライトアップを楽しんでホテルで1泊
翌日は旧市街の前にこちら。
聖十字架教会。この教会にはショパンの心臓が収められているということで訪問してみました。日曜でミサやってましたが、教会のおじさんにアレだと教えていただきました。
こちらは大統領府。カティンの森の追悼式典出席時に飛行機事故で亡くなったカチンスキ大統領の慰霊碑が。
大統領府近くは公園や教会も多く、信心深い国民性か、どこでもミサが執り行われてました。銅像などには花を捧げられてます。
旧市街へ続く道の今昔。
ワルシャワ旧市街も世界遺産ですが、第2次大戦で破壊された後に元の設計図からすべて組み直したそうで。歩いているとそんな感じは全く感じさせませんが。
旧市街のワルシャワ王宮広場
市場広場。こちらはレストランなども多く、お昼もここでいただきました。
お昼はポーランド風餃子のようなピエロギを。
旧市街の城壁は一部歩くことができます。
特に北側に残る門はいかにも守るための門で見応えがあありました。