雨のビルバオ 観光1
サン・セバスチャンでの4日を楽しんだあとは、ビルバオへ移動です。
この旅行中はずーっと天気が良かったのですが、前日のゲタリア、そしてビルバオ滞在の1泊は雨。
barik
指紋を模ったデザインがなかなかオシャレ。
交通費がだいぶ割引されます。例えば空港までの運賃が3ユーロから1.14ユーロに。カード発行料が3ユーロで、メトロの駅などの自販機で買えます。
5ユーロとかを自販機に入れると自動的に2ユーロチャージされたカードが発行されました。1泊だけでしたが、ビスカヤ橋までの交通費、市内のトラムに何回か、最後に空港までのバスで8ユーロくらい使いました。
いちいちチケット買うのも面倒ですし、是非購入しましょう。
ただ、ビルバオの交通の自販機で面食らったのはVISAしか使えなかったことですね。4種類くらいカードOKだったのに世界的に普及してるのがVISAだけ。もうちょっといろいろ使えたらなあ。
ビルバオでは旧市街に宿をとったので、バスターミナルからはメトロで3駅ほど移動。
メトロの駅からトンネル抜けると広場に出ます。この広場の周りにもバルがたくさんあって楽しかった!
ただこの旧市街の駅、一つだけ罠があります。
メトロの駅の他に、山の上の公園まで登るエレベーターの入り口があって、そのでも運賃取られます。間違ってそっちのゲート行ってしまったら公園から今度は階段でこの広場まで戻ってこなければならないという。。。
同じエレベーターで下に降りても料金徴収するゲートが下にしかないから出られないんですよね。
ビスカヤ橋
ビルバオの世界遺産である世界最古の運搬橋です。設計はエッフェル塔のギュスターヴ・エッフェルの弟子アルベルト・デ・パラシオによるもの。
旧市街からはメトロのGetxo方面に乗って45分ほどしたAreeta駅で降りて10分ほど歩いたところにあります。
巨大な鉄骨造で橋の両端はこれまた巨大なケーブルによって支えられています。
夜にはライトアップもされるので、ビルバオに何泊かするなら夜の姿も見てほしいです。自分は飲み歩きしてて見れなかったので。
さきほどのbarikカードで乗れます。まずはゴンドラがネルビオン川を往復するのを眺めます。かなりの頻度で往復してるのでなかなか飽きませんww
ゴンドラの中央は車、両端に人が乗ります。対岸まではbarikでは0.5ユーロほど。
橋の上層部へは見学のためのチケットをお土産屋で購入すると行けます。
橋脚部にあるエレベーターで登ってみました。
橋を支えるケーブル
海も近いので腐食を防ぐために頻繁に修繕をしているそう
この上層部からゴンドラを見下ろすのもまた楽しい。
意外と振動が響きます。
なお、このビスカヤ橋のすぐとなりには渡し船も。こっちは乗らなかったのですが、地元の利用者も多く利用しているようでした。
サン・メマス・スタジアム
ビルバオを本拠地とするアスレティック・ビルバオのホームです。
バスク人のチームということで、ビルバオだけのものでないという意味でアスレティック・クラブとも呼ばれています。
この日は訪問も夕方になってしまってしかも雨天だったのでスタジアムツアーはスルーしたのですが、オフィシャルショップはやっていたので覗いてきました。
バスク本でも書かれていましたが、バスク地方出身者のみで編成されたチームだけに地元では圧倒的な支持を受けています。バルでもユニフォームや写真を飾っているところが多かったですね。
ギャラリーも少し見れましたが、古豪としてリーグやカップでも何度も優勝しており、レアル、バルセロナとともに2部に降格したことがないという実力も魅力ですね!
ということで、エキップメントユニフォームが4割引で安かったこともありお土産に買ってきました。
グッゲンハイム美術館
ビルバオでおそらく一番有名な建物。
閉館まで2時間ほどしかなかったですが、駆け足で見学してきました。
内部は撮影不可なのですが、銅板をつかった曲線の壁をフロア全体に配したマター・オブ・タイム始め、特徴的な現代美術が多く展示されていて感性を試される美術館でしたねw
屋外の作品は撮影できるので、美術館の周りのものを。
六本木ヒルズにもいるあの蜘蛛
チューリップ
そしてパピー
は、花の入れ替えでご覧のとおりでした。残念。年に2回、5月と10月にはこのように新しい花にする工事をするそうで。コレ見たさにビルバオ行くなら注意してください。はるばるここまで来て地団駄踏むのは悲しいので。