ブルックリンブリッジ散歩
マンハッタンとブルックリンを結ぶおよそ2kmのつり橋。
自動車は下層を通り上層は歩行者専用として歩いて渡れます。
開通は1883年で二つの塔は歴史も感じさせる作りで、映画やアニメでも多く登場しているので渡ってみたかった。
ニューヨーク市庁舎からブルックリン側の公園まで夕方の時間帯にゆっくり散歩してきました。その時間でも観光客含め通行人はなかなかの多さです。自転車もOKなのでサイクリストも。とはいえ歩行者道はそんな日幅は広くないので気を付ける必要はありかな。
歩行者道路から見上げるケーブルはまるで蜘蛛の巣のよう。これだけでも芸術性を感じます。
中央の歩行者道路からは下層の自動車道を流れるテールランプを見てるのも楽しい。
まったり歩いてブルックリン側へ。振り返るとマンハッタンの摩天楼
ブルックリンブリッジのすぐ北には下層にメトロも走るマンハッタンブリッジが。
渡り切ったあとはイースト川の公園をあるいてマンハッタンブリッジを見上げる場所へ。マンハッタンブリッジはどっしりした雰囲気のブルックリンブリッジとは対照的にシュッとした感じ。
こちらはブルックリンブリッジ
その二つをバックにメリーゴーランドがたたずんでいます。昼間は動いているのかな。
ブルックリン側は橋の終端ちかくにあるハイストリート駅からメトロに乗って地下からマンハッタンへ。
ロングアイランド ワイナリー巡り
ニューヨーク滞在のうち1日はワイナリーを巡りのツアーに参加してきました。
ニューヨーク州にもワインの産地がいくつかあって、そのうちの一つがロングアイランド島です。
ニューヨーク州北部のナイアガラの滝方面や、ハドソン川上流にもあるのですが、ロングアイランドはマンハッタンからも割と近く、60件ほどのワイナリーが密集しているのでツアーを組むにはいいロケーションなんですね。
マンハッタンからは車でおよそ2時間。ロングアイランド島の先端、島が湾で二股に分かれているうちの上のほうへ向かっていきます。
今回参加したツアーは日本人の添乗員で言葉も安心。3件のワイナリーを回ってきました。
クロヴィス・ポイント・ワイナリー
1軒目はジェームスポートというところにあるクロヴィス・ワイナリー。
ラベルの石器時代の穂先をデザインしたもので、クラシックさを感じさせるワイナリーです。
ラベルのセンスは今回の3件の中でもダントツでした。
最初のワイナリーということで、ここでは白ワインのテイスティングセットをオーダーしました。ほんのり苦みと酸味もあるいいシャルドネがおいしかった。
ピンダー・ワイナリー
さらにロングアイランドの奥部へ。こんどはペニコックにあるピンダーワイナリーへ。
先ほどのクロヴィス・ワイナリーが割と小さ目のテイスティングルームでしたが、ここは大きなホールでテイスティングできます。
ロングアイランドでも特に大きなワイナリーだそうで、その規模にも納得です。
テイスティングセットは好きな5種を選ぶ形式で、赤白デザートワインと一通り味わいました。
量もサービスしてくれるのか多めで5種類味わったら結構回ってしまいましたw
ビンテージ物のコルクの栓抜きがずらり。
クラウディオス・ウォーターフロント
とうとうロングアイランドの端っこのほう、グリーンポートまで来ました。
因みにここまで鉄道も通っていて、マンハッタンから鉄道だと3時間くらいかかるそうです。
ここ、グリーンポートではランチです。
ここからロングアイランド島の高級避暑地のイーストハンプトン方面へはフェリーで対岸に行くこともできるよう。
ランチはそんなフェリー乗り場の目の前のレストランでパスタを。
マカリ・ワイナリー
マンハッタンへの帰路で最後の1軒。
ここでは5種類のテイスティングセットが松竹梅の3セットで提供されてました。
飲みすぎ感もあったので、松レベルのヴィンテージを頼んでも舌が働くか微妙だったので梅レベルのエステートセットを。ちなみに竹レベルはカーヴでした。
しかし、締めにはいい感じの口当たり。
シャルドネとメルロー。メルローはボルドー辺りで良く栽培されているんですが、このロングアイランドはボルドーに機構が似ているとかで、メルローの栽培が盛んなんだそう。
ツアーではそのときそのときで行く場所変えているそうで、機会あったらまた頼みたいですね。飲んだら運転できないし。鉄道+Uberで巡るにはちょっと大変そうですしね。
セントラルパーク散歩
ニューヨーカー憩いの場所であるセントラルパークへ旅行中に訪問しました。
その広さは日比谷公園の20倍。南側から北側へ向けて歩いてきました。
南北に4kmあるので歩くだけでもなかなかの運動です。
公園には動物園にメトロポリタン美術館が含まれてて、アメリカ自然史博物館、グッゲンハイム美術館なども隣接してます。
博物館はそれ単体で見どころ多すぎなのでこの日は公園の散策だけ。
プラザホテルのほうから公園に入ってまっすぐいくと、開けた芝生スペースに。
東京でいえば代々木公園の芝生スペースのよう。人々もここで寝っ転がったりスポーツしたりと自由に過ごしてました。
セントラルパークときいて浮かぶ風景そのもの。木々の向こうには高層ビルが立ち並びます。
その芝生スペースの手前あたりは水と巨大な岩の場所に。
岩は氷河時代のものでなかなかの高さもあります。登ってみるとなかなかの景色。
パワースポット的な場所なのか、この上でウェディングの写真撮ってるカップルもいたりして。
音楽堂も発見。
ここではミュージックフェアなどが行われるみたい。ドーム状のシェルターはいい感じに音が反響しそうな感じ。天井の模様も特徴的。
季節はGWだったので、公園内の花も咲き乱れてました。
八重桜も御覧の通り。
何かの撮影かな。
こちらは何かの集会?
公園真ん中くらいの大きな噴水の広場。
東西の72番街をつなぐ車道をこの上に通ってます。
地下道が意外と歴史的なつくりでシックな感じ。
噴水の先の池には水鳥も多く。
彼ら、物おじせずに近づいてきますww
人工的な公園ですが、水鳥のほかにも動物は一杯。
リスなんかもたくさん見かけました。
公園の北側には大きな池も。
この池だけで長さは1kmはあります。
ランニングしてる人も多かった。
ニューヨーク観光 ビル巡り2
ウォールストリート
金融都市ニューヨークの証券取引所がある通りですね。
証券取引所の周りをぐるりとした一角は金融街であるとどうじに観光地でもあるのか、車両は入ってこず多くの人であふれてました。
ウォール街自体も様々な映画で出てきますしね。
ウォール街でひときわ目立つのがこのフェデラルホール。
初代大統領ジョージ・ワシントンの就任式が行われたという歴史的建造物です。
正面にはその主人公であるワシントンの像が。みんなワシントンと一緒に写真を撮るので行列ができるほど。
アメリカという国が産声を上げた場所ですからね。
トリニティ教会
そんなウォール街の入り口に建つのがこのトリニティ教会。
ニューヨークもさきほどのフェデラルホールやこの教会など、近代的な街中にところどころ歴史を感じる建造物がでてくるのが楽しいですね。
どっしりした黒レンガの子の教会、歴史を感じるのも当然でニューヨークで一番古い教会とのこと。
内部もここがニューヨークとは思えない雰囲気。ヨーロッパの旧市街にいるような感じです。
外見のどっしり感は教会内部も同じで華やかなステンドグラスというよりはドイツやイギリスといったプロテスタント的なシックな雰囲気。
GWの時期だったので墓地では桜の散り際の風景でした。
葉桜ではあったけど芝生に巻かれた花弁が都会の真ん中なのに幻想的。
プラザホテル
1985年のプラザ合意がなされた場所で有名なホテルです。
場所はセントラルパークの端っこ。ここに泊まればセントラルパークを正面に見ることになっていいでしょうね、。超高級ホテルなので外見と中をちょこっと見学のみ。
ホームアローン2でケビンが泊まったホテルというほうが自分の世代にはわかるかも。
トランプもこの時、ちょい役で出てましたね。
セントパトリック大聖堂
こちらは先ほどのトリニティ教会とことなり豪華なゴシック調。イタリアやスペインの旧市街を感じさせます。
外見も白亜の教会でファサードの彫刻も凝りまくり。
内部も広く、地下の礼拝堂も必見です。
このセントパトリック大聖堂の前ではアトラス像が天球を持つ雄大なポーズを決めてます。この向こう側がロックフェラーセンター。次はそっちへ。
ロックフェラーセンター
ニューヨークシティパスを使ってロックフェラーセンターの展望台、トップオブザ・ロックからニューヨークの夜景を見に。
エンパイアステートビルとは違って昼夜2回は行けないので夜のほうにしました。
まずは正面。人類に火をもたらしたプロメテウス像が中央に配置されてます。
冬になるとスケートリンクになる広場で有名ですね。広場の周りには世界中の国旗がたなびいてます。
エンパイアステートビルの夜景も素晴らしかったですが、こちらも負けてないですね。
こちらはエンパイアステートビルと違ってマンハッタン島の突端を見ることはできないですが、セントラルパークを上から眺めることができるのが特徴。
またタイムズスクエアあたりはとても明るくて活気を感じます。
ニューヨーク観光 ビル巡り1
エンパイアステートビル
摩天楼には高層ビルが山ほどありますが、やはりキングコングも登ったエンパイアステートビルは存在感が違いますね。
誰もが知っているそのフォルムは、ニューヨークの顔ですし、登らないわけにはいかないでしょう。
ニューヨーク市内では旧ワールドトレードセンターができるまで長い間一番高いビルでした。
そのためか、僕の知ってる最初のリメイク版ではワールドトレードセンターを登ってました。
エンパイアステートビルから抗議を受けたのか、2度目のリメイクではキングコングもエンパイアステートビルに戻ってましたがね。摩天楼に来ない髑髏島の巨神はノーカンで。
ビルとしての機能はオフィス用途なので、展望台専用の入り口から入っていきます。
展望フロア手前のフロアではコンサートが行われてました。
なにかの記念日だったのかな?
途中からイケメンカルテットのステージに。
なかなか聞きほれてしまってゆっくりしてしまいましたよ。
やってきました。展望台。
ニューヨーク屈指の眺望だけあって観光客もたくさんです。
最近は高層ビルの建設ラッシュでエンパイアステートビルより高いのもポンポンできているみたいなのでこの景色も違ってるでしょうけど。
自分たちが行った2016年の時点ではパークアベニューに次いで3位だったのですが。
眼下のフィフスアベニューの先にあるマンハッタン突端のワールドトレードセンターを望む。
この景色もザ・ニューヨークですね。曇りがちな天気が残念ではありますが。
エンパイアステートビルのチケットはいくつか種類あるのですが、今回はニューヨークシティパスを使いました。
エンパイアステートビル以外にもナイトミュージアムで有名なアメリカ自然史博物館、メトロポリタン美術館、そして選択式ですが自由の女神、911ミュージアム、イントレピット、グッゲンハイム、トップオブザ・ロックの入場券が含まれてます。
1週間の滞在なら6つ全部使うのは想定済みですし、だいぶお得になりました。
エンパイアステートビルだけに限っても、シティパスなら同じ日の昼夜2回入場が可能なので実質7枚のチケットのセットとも言えますしね。
ということで夜のエンパイアステートビルの展望台から。雨が降ってきてしまったのが残念でしたが。
グランド・セントラル
こちらもニューヨークを舞台にした映画ではしょっちゅう出てくる場所なので初めて来たはずなのに妙に既視感あったりw
天井の星図も見事。ついつい上を向いて空間を感じてしまう。
このインフォメーションも画面越しで見覚えが。
どこ行っても人が居ますが、こんな静かな場所も。
グランドセントラル駅でお昼ごはん。
となれば有名なグランドセントラル・オイスターバーに行かなくては。
名前の通りのオイスターとシーフードがメイン。
ランチ時なのでファーストフード的な雰囲気でオイスターフライのバーガーとオイスタービールを。
ワールドトレードセンター
ニュージャージーに取ったアパートメントからPATHでハドソン川の地下を通り毎日通っていた場所。
ホームを上がると出てくるこの広い空間、実にアメリカらしい。
ワールドトレードセンターを見学した時はニューヨーク滞在1週間で唯一晴れた日だった。
グラウンドゼロから再建されたワールドトレードセンターを見上げる。
グラウンドゼロを囲むモニュメントには一人一人名前が。博物館には広島原爆資料館のように犠牲者の遺品などが展示されてます。
とはいえ、実際に事件のあった時に2機目の突入をテレビ越しで見てた身としてはグラウンドゼロそのものを見ただけでだいぶ胸いっぱいだったので博物館のほうは見送りましたが。
アメリカ人の巡礼の地になっている感もあって、観光客だけでなく祈りを捧げる人もいれば、花を手向ける人も。
ニューヨーク観光はどこもポジティブな気持ちで回ってましたが、ここだけは鎮魂の念を抱かずにはいられない場所でした。
2016年GW ニューヨーク旅行
2016年のGW、初の米国旅行をしてきました。
ハワイもグァムも行ったことないので。目的地は世界の中心といっても過言ではないニューヨーク。
流石に物価も高くて、ホテルは軒並みいいお値段ばかり。セントラルパーク周辺がいいなあとか思ってましたが、甘々な考えでした・・・
結局、マンハッタン島からハドソン川を渡った向こうのニュージャージー州でアパートメントを借りました。キッチン、ランドリーも部屋についているので1週間暮らすには十分な設備でした。部屋も綺麗でしたし。マンハッタンに比べればリーズナブル。
観光には通勤鉄道でもあるPATHを使って毎日、ワールドトレードセンターまで通ってました。ワールドトレードセンターからはニューヨークのメトロ網に乗り換え(といっても乗り入れはしてないので駅出なくちゃですが)して、いろんな場所へ行くことができます。ワールドトレードセンターまではだいたい30分くらい。
この旅行の間はあまり晴れ間がなくて残念でしたが、博物館、美術館などもたくさんあるので1週間まったく飽きは来なかったですね。
一応ニュージャージー側に泊まる利点はないわけではなく、自由の女神への船はマンハッタンの先端からは割と混んでますが、ニュージャージー側からは空いている点など。
自由の女神も昔のイミグレーションのあったエリス島も実はニュージャージー州なんですよね。
JFK空港には夕方着だったので、ホテルついてちょっと出かけてみようとしたときにはもう夜。
ひとまず、ザ・ニューヨークを見るためにタイムズスクエアへ。
夜もまあまあ遅い時間でしたがネオンはどこもキラキラでした!
これからのニューヨーク観光に期待が沸きます。
ソールズベリー 日帰り旅行
ロンドン滞在中の日帰り旅行その2は世界的にも有名なイギリス一のミステリースポット、ストーンヘンジへ。ミステリースポットといえばネス湖とかもありますけど、あっちはスコットランドで遠いので。。。
ロンドンのパティンドン駅から鉄道で2時間ちょい、ストーンヘンジ最寄りのソールズベリー駅に到着。
ストーンヘンジへはこのソールズベリーからのバスツアーがあるのでそれに参加してきました。鉄道駅は街の中心部から少し離れているので10分ほど歩いて、ソールズベリーの街を堪能します。
街なかには小川も多く、のんびりした雰囲気のソールズベリーの街。
川沿いのテラスや芝生も多くて散歩やピクニックしたりも楽しそう。
ロンドンに比べれば小さい街ではありますが、ストーンヘンジへの最寄り、さらにはソールズベリー大聖堂などもあり観光客は多く、賑わってましたね。
ふと見てみると川に面した壁に子供の像が。遊び心も忘れない。
ストーンヘンジ
ストーンヘンジはソールズベリーから北へ16㎞ほど。街の中心部から1時間に1本くらいで出発する入場料込みのバスツアーに参加してきました。
街を離れると長閑な田園風景を車窓に流しながら到着。流石に多くの観光客でにぎわっていました。
ビジターセンターから地下道を通って歩いていくと原っぱの向こうに巨石群が。
旅行したのは2013年のGWでしたが、現在はこの時のビジターセンターは無くなって2kmほど遠くに新設されたそうで。そこからシャトルバスで行くそうです。
やはり近くで見るとこれ、紀元前1000年より前にどう作ったんや??と思わずにはいられないですね。
なんとなく不思議なパワーを感じざるを得ないですな。
近寄ることはできないのでストーンヘンジを囲むような遊歩道でぐるりと一周します。
ツアーには日本語のオーディオガイドも付いていたので解説も心配なくじっくり見学できます。
ストーンヘンジのサークル以外にも遺跡のものと思われる巨石があったり。
ストーンヘンジの向かいには一見草原ですが、こちらも遺跡となっている丘があります。
こちらは見た目はただの原っぱなので自由に見学可能。
丘に登ったり、芝生の上で寝っ転がるとなんだか土地と一体になったかの気分になれるような広大さを感じました。まあ、何にもないのでストーンヘンジには人は行ってもこっちは誰もいないんでのんびりできますしね。
ソールズベリー大聖堂
街にもどってからはソールズベリーの街で一番の歴史的建造物の大聖堂を見学。
町一番どころか中央の尖塔はイギリス一の高さ、内部ではイギリス憲法の大元でもあるマグナカルタのオリジナルが保存されていることもあって実に立派な大聖堂です。
内部の広々。
マグナカルタは撮影できなかったのですが、800年前に定められた法の支配を定めた現代にも通じる書物はやはり力を感じます。
回廊に囲まれた中庭も広々。