冬のティトリス山 絶景の吊橋とスノーハイキング

ルツェルン3日めはエンゲルベルクのティトリス山まで日帰りです。

ルツェルンからエンゲルベルクまではIRで1時間ほど。終点まで乗るので楽ですね。

昨日までは雪模様でしたが、この日はティトリス山裾野のエンゲルベルクでも雲間に晴れ間が見えるほど。

鉄道にはスキー客も大勢乗ってます。

 

麓のエンゲルベルク駅から10分ほど歩くとティトリス山へのロープウェイの駅があります。ティトリス山山頂へはこのロープウェイでまずは中腹の湖へ、そこから頂上へは回転式ロープウェイでたどり着けます。

このティトリス山、標高3,238m。その頂上までなんの苦労もなくたどり着けますww

スイスの山は登山鉄道、ロープウェイ、リフトといろいろと揃っていて、スキーシーズンの冬は勿論、夏場も簡単に山を楽しめるのがいいですね。

標高1,764mの中腹の湖のトゥリュプゼー駅にたどり着くと、既に雲を抜け青空と雪の世界が広がってました!

この天気、スキーでも良かったかなー

スノーモービルのコースもありました。

 

頂上までの回転式ロープウェイの出発駅

やってきました。これが回転式ロープウェイの車両です。名前の通り360度の回転をしつつ登っていくのでどこに立っていても山全部の景色を楽しめます!

 

やってきました。ティトリス山の頂上駅。

この景色、素晴らしい。

頂上まで来るスキー客も当然多いです。ココから滑るの楽しそうだなー。

もろん上の写真はコースではなく山の裏側にある氷河です。

スキーコースは上級者でなくても行けそうな感じでした。

眼下の雲間から見える緑が出発点のエンゲルベルクです。

さて、ティトリス山にはスノーハイキングに来たのですが、頂上まで来たのは景色の他に目的がありました。

それが、このTitlis Cliff Walkです!!

ティトリス山山頂の崖っぷちに作ったスリル満点の吊橋。この吊橋、ヨーロッパで最も高い場所にある吊橋だということです。

眼下は急斜面の崖。落ちたら行きて帰ってこれないでしょうww

進むとこんな感じ。

足元見ると。。。雪だからわからないかもしれませんが、高さは500mあります。

高いところ好きな人は是非!

足元見ると確かに怖いですが、遠くに目を遣るとこれまた素晴らしい景色。

 

頂上駅併設のレストハウスでご飯

 

腹ごしらえ後は、中腹のトゥリュプゼー駅まで下って、湖一周のハイキングへ。

湖の畔まで来ました。

とはいえ、湖も雪に覆われて真っ白ですが。写真の中の轍もない白い平面の底には湖があるはずです。

湖には一周できるハイキングコースが冬でも整備されていて持参したスノーブーツでこのコースを歩いてきました。

この青と白の世界を堪能しつつ、ゆっくり歩いてもおよそ1時間弱。スキーでなくてもこれもなかなか楽しかったです。コースの途中にはレストランもあるので1杯引っ掛けつつ歩いてましたw

このパウダースノー。サラサラです

湖半周したところで、湖のパノラマ写真を。

ココからは日陰で若干寒かった。

なので、ベンチがあったけど休憩せずに進みます。

湖一周コースから別のハイキングコースにも行けるようです。

また日なたに戻ってきました。

 

歩き終わったところで、氷のバーでビールを一杯。中は寒かったので結局外で飲みましたが。

 

スイスの冬にスキーもせんのに雪山に行く。

ガイドブックには、ハイキングコースもありましたので今回参考にしてみました。

どのガイドブックも書いてあるのは夏のハイキングなので、その中でピクニック感覚で楽に行けそうなコースで冬に行っても圧雪がきちんとされているところを事前に調べて、滞在中晴れそうだったら行こうと計画してたのが今回のティトリス山のトゥリュプゼーでした。地元の方などは犬を連れてコースを歩いてる方もいましたね。

歩くための準備でブーツ、暑い靴下など防寒対策用意しておけば、実際とても楽しかったです!