ゲタリア 観光
サン・セバスチャン3日めは前日のフランスバスクとは反対に西側へ向かってみます。
向かうのは、チャコリメーカーが多いことで有名なゲタリア、そして太古の地層が地殻変動でむき出しになっているスマイアです。
サン・セバスチャンからはこのスマイア行きのバスが1時間に1本ほどあって、これに乗ってまずはゲタリアへ行きました。
バスはビスケー湾沿いに走るので車窓も楽しい、、、はずですが、この日は雨。ちょっと残念。
ゲタリア
バスはゲタリアの観光案内所前で停車。
観光案内所では街歩きのイラストマップなどもらいました。小さい街なので地図べつに要らないんですが、なかなか可愛い地図でした。
ロッカーもあったので、お土産のチャコリとかちょっとした荷物なら預けることができます。
バレンシアガ・ミュージアム
雨の観光なので、ゲタリアではまずバレンシアガミュージアムを見学です。
観光案内所の裏手、エスカレーター登ってすぐ。
創業者のクリストバル・バレンシアガがここゲタリア生まれということでミュージアムが建てられてます。この日は1階で子どもたちがワークショップを行ってて賑やか。
内部はまずビデオでクリストバル・バレンシアガの紹介ビデオ(西仏英語があった)。その後は6つのフロアで彼のデザインした衣装を雨宿りも兼ねてじっくり見て回ります。
ドレス(イブニング、カクテル、ウェディングなど)が多めですが、普段着やエールフランスCAの制服なども。ウェディングドレスはモナコ王妃グレース・ケリーが着た物など貴重なものも。
ワイナリー Bodega Txakoli Aizpurua
ミュージアム出て更にエスカレーターとエレベーターで山側へ登っていくとぶどう畑が広がっていきます。
10分ほど歩いて、ワイナリーの一つBodega Txakoli Aizpuruaを覗いてきました。
直販価格でチャコリ3本セット15€からとかいう格安価格ww
このワイナリーには猫もたくさん(ΦωΦ)
ファン・セバスティアン・エルカーノ記念碑
山側を見たあとは海側へ。
バスの停留所前のファン・セバスティアン・エルカーノの記念碑から。ゲタリア出身のもうひとりの有名人です。
大航海時代の冒険者で、世界一周の途上のフィリピンで戦死したマゼランの艦隊を引き継いでスペインへ生還したメンバーの船長。世界一周を初めて達成したヨーロッパ人の一人です。観光案内所も奥の方は彼の紹介をする展示フロアになってました。
記念碑を抜けると海と港町が広がります。ここから旧市街を散歩。
旧市街にも彼の像がちょいちょいあります。
ここゲタリアの名物は鯛や鰈などの炭火焼きということで、レストランには軒先にかまどがあるお店も多いです。
魚はこんな形の魚型の網焼き機に挟まれて焼かれます。型は鯛に合わせているのか鰈だとはみ出ちゃってちょっと可愛いw
Getaka
ゲタリア旧市街のメインストリートを行き、教会の手前のワインショップ兼バル。
チャコリといえば白だけと思ってましたがロゼもあるんですね。
お昼前にまずは1杯。ここで現地のチャコリを。美味い!!
バスク地方特産の唐辛子オリーブ漬けを肴に。
サン・サルバドール教会
先程のGetakaの眼の前、ゲタリア旧市街の中心に建つ教会です。
敷地が斜めで半島で民家の中狭いところにあることもあって礼拝堂もちょっと傾いていて少し平衡感覚がずれる面白い内観の教会でした。
Restaurante Balearri
お昼ご飯は港とビーチの間くらいにあるこちらの店で。
注文はもちろんチャコリ。そして、メルルーサの炭焼き。
思っていた以上のボリューム。味は塩とオリーブがよく効いていて美味い!!レモンにクリームを合わせると更に美味い!!
今回の旅は香港、ヘルシンキ経由でリスボンに入ってからほぼ海沿いに移動していることもあって2週間、基本魚介類ばかり食べてました。どれも美味しかったですが、ここのメルルーサのグリルとア・コルーニャで食べたタコのガリシア風は別格に美味かったです!!!