西オーストラリア ドライブの旅 南極海へ

リーウウィン灯台

旅の目的のひとつ、南極海へ向けてマーガレットリバーから出発です。

マーガレットリバーから南下すること50分。最後は舗装されていない道も走り抜けてオーストラリア大陸の南西の端へ到着です。ここは、インド洋と南極海の境目となる場所、灯台施設以外は何一つない世界の果てを感じさせる場所です。

以前、ヨーロッパ大陸の南西端サグレス岬に行ったとき以上です。こっちには周囲に街などないですからね。一番近いオーガスタの街まで5kmほどです。

灯台手前には遊歩道も。

灯台エリアへは、灯台内部のガイドツアーを含めて入場料20AUD。

灯台の他に管理施設や展示室などが配置されてます。

灯台までの一本道にいは謎のホルスタインオブジェww来るとき牧場とか見なかったんですがね。

このへん蛇が出るらしいです。

灯台は付近で撮れる石灰石で建てられていて純白に伸びる姿が実に映えます!

1月に行った角島の灯台と同じようなつくりですが、あっちは御影石、こっちは石灰石なので驚きの白さはこちらに軍配上がりますね。

ガイドツアーは30分毎、この回はオーストラリアのおじさんとシンガポールカップルと自分でした。

ガイドのお兄さんの説明を聞きつつ(英語なんでほぼ分らんがw)100ちょっとある階段を上がっていきます。

最上部のさらに1フロア上に設置されているフレネルレンズを備えた光源。くるくる回ってます。

そしてお待ちかねの灯台上部から外に出ると、この景色。

こちらは北側。オーストラリア大陸から岬が伸びているのが分かります。

左側がインド洋、右側が南極海です。

ふと下見ると、蛇がww普通に出るんだなw

そして南側、左が南極海、右がインド洋です。写真中央の岩礁が境目の目印です。

天気もとてもよかったのですが、海は荒れ模様。風も半端なく強く、油断すると飛ばされそうで非常に怖かったです。高いところは基本的に好きなんですが、恐怖に玉がすくみましたわw

やはり南極海は荒れるものなんですね。まだ南緯34度ですが。

恐怖の中撮ったパノラマ写真

見学も終わり、灯台の周りを見物。

運が良ければクジラを見れるみたい。

第二次大戦の終盤の1945年、ここの沖で駆逐艦がフリーマンドルへの集合に向かう途中沈んだとか。

ここにも様々な場所への距離が記されてました。

南極点までは5,435km。まだまだ海の向こうですね。

 

オーガス

リーウウィン岬の手前5㎞ほどにある南極海沿いの小さな街。

よさげな街だったので最初はここに泊まることも考えました。

こちらのドルフィンクルーズは1日1回14時からというのんびりっぷり。

観光案内所の向かいにあったバスを改造したピザ屋。

観光案内所、兼郵便局。

なかなか見ない私書箱式。

街の風景はこんな感じでメインストリートから市街を見ると南極海へ流れるオーガスト川が見えます。

ジュエルケイブ

このマーガレットリバーの地域は石灰岩質の地質なのか、いくつもの鍾乳洞があり、複数の鍾乳洞を回れるセット券なども販売されてます。

先ほどのリーウウィン灯台でもチケット売られてましたね。

その中で西オーストラリア州最大級といわれるジュエルケイブを尋ねました。

オーガスタの街から少し北上すると、その名もケイブスロードをという道へ入ることができます。このケイブスロードには、ジュエルケイブ、レイクケイブ、マンモスケイブ、ニルギケイブと4つもの鍾乳洞がありますが、このジュエルケイブは一番南に位置します。オーガスタの街からは車で10分ほど。

森の中を抜けていくと駐車場とジュエルケイブの入り口が。

入り口には絶滅種のフクロオオカミの像。

洞窟内部でフクロオオカミの骨が見つかっているみたいで、タスマニア島だけでなくオーストラリア大陸全体にいたんでしょうかね?

洞窟内部はガイドツアーとなり自由に入ることはできませんので、受付でチケットを買ってガイドを待ちます。

人気のスポットなのか20人ほどの団体でツアー開始です。

流石、西オーストラリア州最大との触れ込みは伊達ではなく、ツアーは1時間半ほどたっぷり時間をかけて広大な鍾乳洞内をぐるりと1周するかたちでツアーが行われました。

入ってすぐの広いフロア。

このロープがこのジュエルケイブ探索の始まりの場所だそうで。

自分たちが入ってきた入り口は後で作ったものなんでしょうかね。

案内のところどころではプロジェクションマッピングも。

まるで深海のよう。

巨大なハムの原木ww

この辺りは天井から多数の鍾乳石が生成されててまるで雨のよう。

ここもライトアップポイントで、青色になるとほんとに雨が降っているような気分に。

巨大パイプオルガン