マーストリヒト観光1
リエージュでの散策を終えて、次なるマーストリヒトはオランダ最南端の街。
EUの首都ブリュッセルを訪れたからには、そのEU発祥となるマーストリヒト条約の結ばれたこの地も見ておきたいなと思って旅程に組み込んでいました。
オランダの南端はベルギーとドイツに挟まっている感じで、水曜どうでしょうのヨーロッパ21か国完全制覇の旅で国数稼ぐためにブルージュからアーヘンへの道のりで通過だけしてましたね。
僕もそんなノリで初めてのオランダの土地はこのマーストリヒトとなりました。
水曜どうでしょうではオランダは抜けてアーヘンで宿泊してましたが、今回はマーストリヒトで1泊します。
オランダはプロテスタントの国ということであまり外食などしないイメージですが、この辺りはベルギーに近いので感覚もそんな感じ。食事も美味しかったです。
マーストリヒト駅
リエージュからはマーストリヒトへは2両編成のローカル線で30分ちょい。
マース川のほとりをてくてく下っていきます。
駅舎自体も味わい深い感じで、ステンドグラスと重厚な赤レンガの作りがなんとなくベルギーとドイツの折衷的な雰囲気で面白い。
宿泊するホテルはマース川を挟んた旧市街へ向かいます。
天気いいなかスーツケースを転がしながら橋を渡ります。15分ほど。気持ちいい。
市庁舎
宿泊したホテルはこの市庁舎広場の一角を抑えておきました。
鐘楼と左右対称な真四角の作りが立派です!
今回の宿泊先。
レストランも併設されてたので、夕食もここで。
聖セルファース教会
この町一番の歴史のある教会へ。手前のフライトホフ広場もカフェが並ぶ居心地よさそうな広場です。
広場にはカラフルな悪魔?の像が春を告げているよう。
この教会のもとになった聖セルファースは4世紀の司祭だそうで、街自体の歴史もそのくらいからということでオランダの中でも古都に数えられています。
教会の入り口も幾何学模様の床と彫像で飾られた天井で、まるで異世界への色口のような雰囲気。カトリックの教会とのことで、やはりオランダという国の雰囲気とは違いますね。
教会内部も見上げると見事なアーチが
中庭は昔使われてたと思わしき鐘が。
通称おばあちゃんの鐘といわれて、重さは7tあるとか!
尖塔を登ってフライトホフ広場方面を。地平線のほうはもうドイツなのかな?
歴史のある教会ということもあって宝物庫の展示物も豪華な品ばかり。
聖セルファースの棺
宗教画もなかなか目を見張るものがあってつい長居してしまいます。
教会地下の聖セルファースのお墓は静寂の中に。
見どころの多い教会でした!
教会を出たら、先ほどのフライトホフ広場で休憩。