夏の北海道 利尻島ちょこっとドライブ

利尻島礼文島へは稚内港からハートランドフェリーで向かいます。

宿は礼文島で取ってありますが、まずは朝一で利尻島へ向かってドライブしてからのアイランド・ホッピングです。

利尻島の鴛泊港まで90分ほどの船旅。

いままでシルエットだった利尻富士のディテールがだんだん見えてきます!

 

利尻島では港でスクーターを借りて、3時間ほどのドライブです。

次のフェリーで礼文に向かうので3時間しか取れなかったですが、1日あれば1周したいですね。

この日の愛車(手前)。

 

利尻富士

日本最北の百名山

よく晴れていたので登山客も多かったですね。登るには10時間ほどかかるのですが、僕は遠くから見るだけで。

 

ミルピス

牛乳のようですが、瓶には「最果て自家製 利尻手作り乳酸飲料」の文字が。

お店に入るとおばちゃんが向かえてくれてます。

そしてこのミルピスを1杯(350円)。暑い中でスクーター転がしてきたので美味い!

 

利尻空港

日本最北の、ではないですが乗り物好きとして空港は外せませんね。

飛行機が来る時間ではないので閑散としてますが。

でも展望デッキには登れました。海も山も見放題ww

利尻富士温泉

少し山にはいってみます。

温泉の先は利尻富士への登山口になります。

その登山口までは道路があるのでスクーター転がして行ってきました。

 キャンプ場になっているのですが、その一角には日本百名水の甘露泉水が湧いています。利尻富士の雪解け水の伏流水がここに湧いているんですね。

名前の通りほんのり甘い口当たりで冷たくて美味しい!

ちなみに、鴛泊港まで水は引いているらしく港でも味わうことができますよ。

お待ちかねの温泉!!

誰も客が居なかったのでこの風景独り占めww

利尻富士を見ながら汗を流すのは気持ちいい!

もちろん風呂上がりには先程組んできた甘露泉水で水分補給を忘れずに。

 

夏の北海道 道北編 宗谷本線で行く稚内

2010年夏、避暑も兼ねて北海道は北のほうを回ってました。

ルートは旭川稚内利尻島礼文島旭川

日本の最北端へ行くこと、北海道の離島旅を目的に行ってきました。

北海道の夏はいいぞ。気温は高いが爽やか。ドライブも鉄道旅も楽しいぞ!

宗谷本線

日本最北端への道程はこの宗谷本線で向かいます。

1日に2編成しかない宗谷本線全通のうち、始発の列車に乗り込むために前日入りしてましたww

この各駅停車で宗谷本線を乗り倒します。稚内まで6時間弱、列車に揺られるのもまた楽しいですね!

旭川駅は翌年の2011年に新駅舎になっているのでこの三角形デザインの駅看板は無くなってます。

途中駅を何駅か紹介。

東六線駅。

真っすぐ伸びた線路に木の短いプラットフォームのみの簡素な駅です。両側には防風林のみ。民家もなく、待合室もちょっと離れているので実にシンプルな絵になる駅で、宗谷本線の中でも好きな駅です。

瑞穂駅。

待合室前の花が咲き誇ってました。

北星駅

この物置小屋まんまな待合室に真っ赤な看板が印象的w

恩根内駅

宗谷本線には簡素な駅が多い中、ちょっと小綺麗な感じがアクセント。

音威子府駅

宗谷本線の中継地点。昔はここから天塩線が伸びていました。

それもあって、駅舎の中には分岐駅だった頃の資料室などもあります。

宗谷本線全通の旅ですが、この駅では30分ほどの停車時間があるので、列車を降りて少し散歩をしてみます。

天塩川までは200m程なのでちょっと見てきました。

また、この駅ではやはり名物の音威子府そばを食べねばなりません。

駅到着が8:49で店が開くのが9:00なので出発まではギリギリなのですがテイクアウトも可能でした。

この真っ黒で風味豊かなそばに濃い目のつゆがたまりません。

雄信内駅

年季の入った無人の駅舎は一応整備されているようで、行ってしまえば寂れた感が旅情を駆り立てます。

幌延

ここでも一時停車なので駅の外見を

晴れてきたので車窓から利尻富士が!

豊富駅をこすあたりからはもう山もなく、草原の彼方にこのように利尻富士のシルエットが美しく眺められます

兜沼駅。

名前の通り兜沼という沼の前。稚内まであと5駅。宗谷本線の旅ももう終盤。

渤海

ここから南稚内駅までの間に海岸ちかくを走る部分がありまして、そこでは列車はスピードを緩めます。利尻富士の景勝ポイントになります!明日向かうわけですが、気分も盛り上がりますね!

稚内駅。

言わずとしれた日本最北端の駅です。ここまで来ると、ここまで来てしまったなという感慨深さがありますね!

2010年なので、このプラットフォーム。旭川駅同様に翌年に新駅舎に変わって近代的な感じになっているそうです。

宗谷岬

稚内でレンタカーを借りて半日ドライブ。

まずは、日本最北端の宗谷岬へ。実際はこの宗谷岬の1kmほど北西にある弁天島が最北端になるそうです。

宗谷岬といえば、この先の樺太探検をした間宮林蔵

流氷館

旧海軍の見張り基地

最北の宿、最北の神社

宗谷丘陵

宗谷岬付近に広がる高台。もちろん日本最北の丘陵です。

氷河時代に作られたゆるやかな谷がいくつもある丘陵地帯で、ちょっと日本であることを忘れてしまいそうな風景の一面に牧場が広がっています。

ここもドライブが楽しいですね!

サロベツ原生花園

8月下旬でしたので花もほぼなく。

ノシャップ岬

日本海沿いの宗谷サンセットロードを北上して(途中温泉なんか入って)ノシャップ岬へ。

午後からはいい天気だったこともあり素晴らしい夕陽を見ることができました!

日本最北端の温泉です。最南端の西表島温泉にも行ったことあるので南北制覇ですw

稚内副港市場にも温泉がありますが、こっちのほうが若干北。個人的にはぬめり具合のます稚内副港の湯のほうが好みではあります。

こちらの湯は日本海に沈む夕陽を見ながら浸かることもできますよ!

マドリード観光2 サン・イシドロ祭り

サン・イシドロ フェス

この日、マヨール広場ではお祭りの準備が。

調べるとマドリード守護聖人サン・イシドロのお祭りで、この日は最終日イブでした。

お祭り自体は1週間くらいやっていて、お昼にみた巨大なカカシが目抜き通り歩いてたのもお祭りの一貫でしたね。

夜になるとこのようにライブでたいへん盛り上がってました!

夜はこのライブを見ながらのビールからスタート!

フェス用に500ml入るカップで提供されましたww多いわ!

 

 

そんなわけでマドリードでもバルをいくつか。

生ハム博物館

マドリード市内に何店舗かあるうちのサンアントン駅近くのにお邪魔しました。

以前にも来た店で相変わらずの天井からぶら下がるハムの迫力はすごいですね!グループで来た場合は生ハムプレートがオススメです。

今回は一人だったので観光前の軽く。

サン・ミゲル市場

市場の名を関してますが、内部にバルが集まるフードコートになってました!

前に来たときは本当に市場だったはずなのですがw

いろんなお店あって、買った品物をカウンター越しに飲み歩き。

飲み物や食べ物は別の店で食べても全然問題ないです。

歩いて目についたお店でつまみをチラチラ。

まずはオリーブのピンチョス。タコとオリーブが美味しかった!

生牡蠣。専門店があって1個2ユーロから。

サイズ大きめの牡蠣をいくつかチョイスして10ユーロちょい。白ワインが進む、ビールも進む進む。

食べ物オンリーのお店もあれば、ワイン専門店もありました。

 

Traga Tapas

マドリードはやはり首都だけあって物価は高いのですが、その中でバル通りにありながらリーズナブルなお店。クチジェロス通り

パエリア目当てだったのだけど、売り切れだったので生ハムのプレートで。

メニューにはバケツに入った瓶ビール5本セットで4ユーロとありましたww安い!

 

El Madroño

この旅行、最後に入ったバルです。

通りに面したテラス席は夜の10時でもご覧のとおり、大変賑わってます。

オリーブオイル漬けのチーズで締めました。香りもよく、ワインに合いますね!

 

マドリード 観光1

長かった2週間の旅も最後の地、マドリードです。

ビルバオから飛行機で1時間。バラハス空港に到着。この旅初めての内陸の都市。

カラッとして空も高い。いい旅の締めくくりになりそう。

 

マドリードでは1泊ということもあってAirBnBを利用しました。

翌日の帰国便は朝早いので空港近くも考えたのですが、マドリードのバルもまた楽しみにしたたので、近場になるAntón Martín駅近くのアパートに住んでいるマウリシオさん家の一室を借りました。

 

BiciMAD

マドリード中心部の移動にはメトロもあるのですが、ばかにならないくらい混んでたのでシェアサイクルを借りました。

BiciMAD

市内の主要駅の近くや観光施設の近くにこのようなステーションがあり、利用者登録をしてカードを発行することで借りることができます。

発行されたカードは、自転車に差込口があるのでそこでキーを外す仕組みです。

アプリもあるので、ダウンロードしておくとステーションの場所の確認もできますよ。

利用は1時間2ユーロで、混雑しているステーションに返却すると+0.1ユーロ、逆に自転車が不足しているステーションに返却すると0.1ユーロのボーナスが付きます。

1時間も借りれるので、僕は移動のほかちょっとしたサイクリングとしても利用しました。エル・レティーロ公園などは広いので自転車だと楽ですしね。

 

王宮

20時まで見学できるはずですが、この日はイベントで見学できず。

柵から外観だけ見てきました。思えば6年前に来たときも王宮内部は見学できなかったな。次こそは。

イベントとためか警備の騎馬も登場。

 

ソル広場

お祭りなのか、巨大人形がカルメン通りに。

熊と山桃の像。記念撮影の列でたいへん。スキを見て。

 

エル・レティーロ公園

先程の自転車で公園内をサイクリング。

公園の池の前にはくまさんきぐるみが子どもたちに大人気でしたw

古本市も健在。

ビルバオ 観光3

リビエラ市場

ビルバオの午前中は旧市街南にある市場で遅めの朝ごはんです。(オープンが10時なので)

川沿いに作られた市場は100年以上の歴史があるのですが、5年ほど前に新しく建て替えたオシャレな建物になっています。

その歴史は3階部分にパネルで詳しく紹介されてます。

ビルバオは物の本には山バスクと紹介されてますが、港町なので活きの良い海の幸も多かったですね。

市場内は魚、肉、チーズなどのお店で埋まっています。開店時間がそれぞれ違うので朝一では全部は開いてませんでしたが、朝は魚介店が多かったです。大物も多かった。

店員さんが朝から注文された魚を豪快に捌いてました!

 

こんな市場なので、その新鮮な食材を使ったバルが集まるフードコートも併設されてます。

市場2階の1角がそのフードコートになっていていろんなお店から気に入ったピンチョスを持ち合わせて食べるのもまた良しですね。

ピンチョスを並べた店先を囲むようにして共通のテーブル席が設置されています。

 

サンティアゴ大聖堂

旧市街の中心に経つ教会で、後述のサン・アントン教会とのセットでチケットが販売されています。

チケットにはオーディオガイドも込みなので、ガイドを聞きながら教会内部をあるきます。(オーディオガイドは日本語はないので英語を)

現代美術の街だからか、ステンドグラスも幾何学的でしたね。

大聖堂の一角は展示室にもなっていました。

 

 

サン・アントン教会

こちらはリビエラ市場の隣にあります。

チケットは大聖堂と共通、こちらでもオーディオガイドがチケットに含まれてますので借りることができます。

大聖堂に比べると小さいのですが、基礎部分がガラス張りで見れたりと、宗教的な部分以外でも楽しめました。

 

 

ビルバオ 観光2 バル巡り

ビルバオでのバル巡りも旧市街中心で歩いてきました。

1泊ということもあったので、フィーリングでいくつかお店行きましたが、どこも美味しかったです!全部オススメ。ビルバオ1泊にしたのはもったいなかったかもしれません。今度はもう少しゆっくりしたいですね。

Baste

旧市街の駅の出口にある小さな広場から3分。

ビルバオで宿泊したホテルの隣にあるバルで、まずは昼食。

ランチタイムなのでピンチョスもミニバーガーを選択。テリヤキ風味の肉が美味かった。

 

DE BELLOTA

旧市街の広場への南側の入口にある肉屋でバルが併設されてます。

生ハムの販売なども扱うお店だけに様々なハムにチーズを載せたバゲットはどれも美味しそう。

瓶詰めされたオリーブやパプリカ、唐辛子もまたお店の彩りにアクセントとして輝いてました。夜はこのお店から。

 

Víctor Montes

さっきのハムの店から広場に入ると、周りのほぼすべての店がバルになってました!

広場の回廊を一回りしましたが、どのお店も魅力的でしたね。

その中で店構えも店内も豪華そうな雰囲気のこちらの店へ。

さっきがハムだったので、この店では魚メインでピンチョスを選びました。

この白身魚は美味しかった。キノコ料理も充実してました。

 

Gure Toki

広場からもう1軒。

この店は広場の角にあるんですが、店の外にまでお客が溢れ出てました。

伝統的なピンチョスではなく、料理は可愛らしいカップや小皿にきれいに盛り付けられていて、日本の和菓子のような芸術性を感じます!

このオシャレさに加えて、料理もまた美味しいとくれば、アホほど人で溢れかえってたのも頷けますね。

 

Madariaga

先程のGure Tokiが先鋭的ならこっちはコテコテの地元店。

若干薄暗い路地を入ったところにあり、店内にアスレティック・ビルバオの写真やエンブレムが地元愛を感じますね。

地元のおっさんが集まる雰囲気に加えて、ピンチョスにワインも安くて居心地よいお店でした。

 

雨のビルバオ 観光1

サン・セバスチャンでの4日を楽しんだあとは、ビルバオへ移動です。

この旅行中はずーっと天気が良かったのですが、前日のゲタリア、そしてビルバオ滞在の1泊は雨。

barik

ビルバオでの交通機関はこのカードを使います。

 指紋を模ったデザインがなかなかオシャレ。

交通費がだいぶ割引されます。例えば空港までの運賃が3ユーロから1.14ユーロに。カード発行料が3ユーロで、メトロの駅などの自販機で買えます。

5ユーロとかを自販機に入れると自動的に2ユーロチャージされたカードが発行されました。1泊だけでしたが、ビスカヤ橋までの交通費、市内のトラムに何回か、最後に空港までのバスで8ユーロくらい使いました。

いちいちチケット買うのも面倒ですし、是非購入しましょう。

ただ、ビルバオの交通の自販機で面食らったのはVISAしか使えなかったことですね。4種類くらいカードOKだったのに世界的に普及してるのがVISAだけ。もうちょっといろいろ使えたらなあ。

 

ビルバオでは旧市街に宿をとったので、バスターミナルからはメトロで3駅ほど移動。

メトロの駅からトンネル抜けると広場に出ます。この広場の周りにもバルがたくさんあって楽しかった!

ただこの旧市街の駅、一つだけ罠があります。

メトロの駅の他に、山の上の公園まで登るエレベーターの入り口があって、そのでも運賃取られます。間違ってそっちのゲート行ってしまったら公園から今度は階段でこの広場まで戻ってこなければならないという。。。

同じエレベーターで下に降りても料金徴収するゲートが下にしかないから出られないんですよね。

 

ビスカヤ

ビルバオ世界遺産である世界最古の運搬橋です。設計はエッフェル塔ギュスターヴ・エッフェルの弟子アルベルト・デ・パラシオによるもの。

旧市街からはメトロのGetxo方面に乗って45分ほどしたAreeta駅で降りて10分ほど歩いたところにあります。

巨大な鉄骨造で橋の両端はこれまた巨大なケーブルによって支えられています。

夜にはライトアップもされるので、ビルバオに何泊かするなら夜の姿も見てほしいです。自分は飲み歩きしてて見れなかったので。

さきほどのbarikカードで乗れます。まずはゴンドラがネルビオン川を往復するのを眺めます。かなりの頻度で往復してるのでなかなか飽きませんww

ゴンドラの中央は車、両端に人が乗ります。対岸まではbarikでは0.5ユーロほど。

 

橋の上層部へは見学のためのチケットをお土産屋で購入すると行けます。

橋脚部にあるエレベーターで登ってみました。

橋を支えるケーブル

海も近いので腐食を防ぐために頻繁に修繕をしているそう

この上層部からゴンドラを見下ろすのもまた楽しい。

意外と振動が響きます。

 

なお、このビスカヤ橋のすぐとなりには渡し船も。こっちは乗らなかったのですが、地元の利用者も多く利用しているようでした。

 

サン・メマス・スタジアム

ビルバオを本拠地とするアスレティック・ビルバオのホームです。

バスク人のチームということで、ビルバオだけのものでないという意味でアスレティック・クラブとも呼ばれています。

この日は訪問も夕方になってしまってしかも雨天だったのでスタジアムツアーはスルーしたのですが、オフィシャルショップはやっていたので覗いてきました。

バスク本でも書かれていましたが、バスク地方出身者のみで編成されたチームだけに地元では圧倒的な支持を受けています。バルでもユニフォームや写真を飾っているところが多かったですね。

ギャラリーも少し見れましたが、古豪としてリーグやカップでも何度も優勝しており、レアル、バルセロナとともに2部に降格したことがないという実力も魅力ですね!

 ということで、エキップメントユニフォームが4割引で安かったこともありお土産に買ってきました。

 

グッゲンハイム美術館

ビルバオでおそらく一番有名な建物。

閉館まで2時間ほどしかなかったですが、駆け足で見学してきました。

内部は撮影不可なのですが、銅板をつかった曲線の壁をフロア全体に配したマター・オブ・タイム始め、特徴的な現代美術が多く展示されていて感性を試される美術館でしたねw

屋外の作品は撮影できるので、美術館の周りのものを。

六本木ヒルズにもいるあの蜘蛛

チューリップ

そしてパピー

は、花の入れ替えでご覧のとおりでした。残念。年に2回、5月と10月にはこのように新しい花にする工事をするそうで。コレ見たさにビルバオ行くなら注意してください。はるばるここまで来て地団駄踏むのは悲しいので。