フリーマントル その1
パース滞在最終日はフリーマントルへのショートトリップに出かけました。
フリーマントルまでの交通手段は、バスもありますが鉄道が一番楽です。ZONE2なので4AUDほどで行けますしね。
乗車時間はパース中央駅からだと30分程度。
フリーマントル手前くらいからはインド洋沿いを走るので車窓も悪くないですよ。
ANAのパースからの帰国便は21時発なので最終日もほぼ丸一日観光に費やすことができます。
フリーマントル刑務所
フリーマントルについたらまずは観光の目当てである西オーストラリアの世界遺産の一つであるフリーマントル刑務所へ。
駅から歩いてでも行けますが、バスを利用してみました。パース中心部同様、フリーマントルにも無料のCATバスが走っていますのでそれに乗りました。
とはいえ、刑務所の近くをバスが通るわけじゃないのが珠に傷。あと必ず各停で停まるパースのCATバスと違って降車ボタン押さないと停まってくれないのでgoogleマップ見ながらの移動です。
バスを降りて少し歩くと刑務所の裏手。
ぐるっと回って入口へ
刑務所はオーストラリアの植民地時代に作られ、流刑囚の収容から始まって1991年まで使われていた刑務所。比較的近代の世界遺産です。
内部はとても広く、見学にはガイドツアーに参加する必要があります。
今回は通常の収容施設を見学するコースを選択しました。ほかには脱獄囚のルートを見学するコースや夜の刑務所を探索するコースもあるとか。
およそ60分の見学時間と合ったのですが、ガイドのおじさんが喋りまくって90分くらいかかりましたwww
ガイドは英語ですが、日本語のオーディオガイドを貸してもらえるので概要を知ることは可能です。ただ、オーディオガイドは基本的な説明なのでガイドのおじさんが喋っている内容と全然違ってましたがwww
逆にオーディオガイドは見学コース以外の音声ガイドも含めて入っているのでコース外の説明を受けることもできます。
ガイドは30分毎だったので待っている間にミュージアムショップへ。
看守人形が群れで出迎えてくれますw
刑務所の入り口。
実際に囚人が収監されるにあたってここで身体検査など受けたとのことで、見学者のお兄ちゃんがその再現の生贄にされてました。
旧収容棟。リーウウィン灯台と同じく、石灰岩質の石材で作られています。
敷地内の食堂。
バスケコートなども隣のエリアにありました。
刑務所内での給料でご飯や、タバコなど嗜好品、ラジオなども買えたとかで、メニューが張られてました。シガレットとタバコの違いってなんだろう???
壁には囚人の描いた壁画が。
だいぶかすれてますが、カンガルーやエミューなどオーストラリアの動物が描かれています。
刑務所内部。4層ですが、見学は1層で。
絞首台、150年ほどの歴史で50人ほどに刑が執行されたとのこと。うち女性は一人。
主に殺人罪の囚人が死刑になったそうで。
囚人のスケジュール表。
囚人部屋の偏移。
ハンモックだけの超狭い個室から徐々に広く住環境も快適になっていった様子が展示されてました。
いくつかの室内には囚人が描いた壁画や絵画が色鮮やかに残っている部屋もいくつかあって、どのどれもが芸術性にあふれてました。
流刑のルートや彼らの故郷、またアボリジニーの囚人もいたとのことでオーストラリアの原風景も題材にされている模様。それぞれ見どころがありました。
レインボーコンテナ
刑務所見学の後はフリーマントルの郊外にある公園のインスタ映えスポットへ。
ロットネスト島へ行く途中の船上でも見えた虹色のコンテナを間近で。
ピナクルズツアー
パース5日目はツアーに乗っかってパースの北250㎞のピナクルズへ向かいます。
自分で車を運転したら片道2時間半ほどですが、ツアーなのでいろいろ寄り道しつつ、夕方にピナクルズ到着、星空を観察した後に23時ごろにパースに戻ってくるという行程です。
流石に夜中の何の光もないハイウェイは運転したくなかったのでツアーに乗っかりましたが寄り道はランセリン砂丘のほかは、まあイマイチだったのでやはり自力で行ったほうが良かったかも?と思ったり...ピナクルズまでなら日帰りできますしね。
次回は、さらに北のカルバリー国立公園やシャーク湾にも行ってみたいな。
寄り道1 チョコレート工場
チョコレート工場とワイナリーのくっついた場所でした。
ツアー客がチョコ工場に向かう中、一人でワインの試飲へ。
ツアーで自分が運転しないので試飲を十分に楽しめるのはプラスでした。
が、有料試飲じゃないのでそんなにガバガバ飲めず。。。
チョコレート工場併設だけあって、チョコレートリキュールの試飲も。
ワインは美味しかったですが、先にマーガレットリバーの豪華なワイナリーとテイスティングルームを体験してしまっていたので、スワンリバーはどうしても一歩引いて見てしまいます。
チョコレート工場のほうは、楽しいショーケースの見学。
様々なトリュフチョコレートが1個単位で買える模様。僕はチョコレート関係ないアイスクリーム買いましたw
寄り道2 コーヒー工房
続いてコーヒー工場。
シドニーやメルボルン、お隣のニュージーランドのウェリントンなどはコーヒー文化で有名ですが、西オーストラリアでも同様なのでしょうか。
いろいろと説明を受けつつ、コーヒーのテイスティングを。
寄り道3 ハチミツ工場
Bee Happy!
こちらではハチミツの試食台が。約10種類ほどのハチミツの味見がし放題です。
確かに花によって風味は違いますね。普段あまりハチミツの違いなど気にしてないのですが。
ここではハチミツジンジャーエールの試飲もさせてもらいました。意外に美味しかった。
絵画のように額縁に収まってますがめっちゃ生きてます。
ずっと飾ることはできないだろうし、どっかのタイミングで入れ替えているんでしょうか。苦手な人は苦手な感じかも。
寄り道4 ランセリン砂丘
スワンリバーから車を走らせること1時間半
一面白砂で覆われた砂丘へ到着。
砂が細かくて手で掬っても水のように流れます。歩くだけでも気持ちいい。
ここでは天気も回復してサンドボードで滑走。気持ちいい!
靴を脱いではだしでてくてく登っては滑るだけ!以上
大人も子供も大はしゃぎw
インド洋が目の前で景色も申し分ないです。
サンドボードのほか、バギーでドライブするアトラクションもやってました。砂地なんですが車が走れるところもある模様。
海まで出てみると、そろそろ夕日が近づいてきたかな?
ピナクルズ
ツアーのメインのピナクルズには夕方、日の入り前に到着。
ここで夕日と星空観察なのですが、あいにくの天気で星空は全く見えず。夕日も雲にかかった感じで。これはある程度幻想的でしたが。
ピナクルズは砂漠の中の石柱が無数に立ち並ぶ不思議な風景の場所。車が通れる場所もあって徐行しながら奇岩の中をドライブもできます。
駐車場から奇岩群の中へ。
この風景はなかなかのものなのですが、この夏の時期はハエがうるさすぎました。。。
虫よけ程度では効果なく、頭から被る虫よけネットが必須でしたわ。
ロットネスト島で過ごす1日
フェリーでやってきたロットネスト島、滞在時間は6時間ほどでした。
ここではクオッカとの出会いやシュノーケリングを楽しみます!
とくにクオッカはここにしかいない有袋類で、人懐っこさと可愛さでとても癒されます!パースにきたなら最低1日はこのロットネスト島で過ごしてほしいですね。島にはロッヂなどもあったので宿泊するのもアリです。
ただし、おさわりや餌付けしたりは厳禁です。自撮り棒とかでうまい事、おさわりせずにセルフィーを撮るのはなかなか苦労しましたww
街中にいるクオッカは人を恐れず懐いてくるので接写になってしまいますし、自然のなかのクオッカはほんとに気ままなので粘り強くチャンスを狙う必要があります。
ロットネスト島はフェリー乗り場のあたりにレストランやカフェなどのお店が集中して、あとは北側のジョーディ湾のあたりに民家がある程度でほとんどは自然のままの島です。なので、小腹を満たす食べ物や飲み水などは中心部で準備していきましょう。
水は無くなっても、島のビーチの近くなど飲み水を補給できるポイントがあるので、空になったペットボトルを途中で満たすことも可能です。
島を回る方法はフェリー乗り場と近くのビーチだけなら徒歩で十分ですが、いろいろ見て回るなら自転車のレンタルがベストです。割と起伏もあるので自転車も結構疲れましたが。
自転車がきつい人には島内を周回するバスもあります。乗り降り自由で、それなりに本数もあるみたいで、自転車で回っているときに何度がすれ違いました。
これらはフェリーとセットでも購入できるのであらかじめ予約したほうがいいでしょうね。
レンタルサイクルのお店は行列でしたが、フェリーとセットで予約したので行列をパスして自転車借りれましたし。
自転車とシュノーケリングセットをレンタルしたのはこちらのPedal And Flipper
船着場から徒歩10分とかからない場所です。
その道すがら、ロットネスト島での第一クオッカを発見!
その姿は確かにワラビー、つぶらな瞳がかわいいです。
観光客に囲まれても特に警戒もせず写真に納まってくれますw
街中では掃除されているので気になりませんが、人家を離れた場所ではいたるところにこのクオッカの糞がありますので、それなりの個体数が生息していそうな感じです。
自転車をかりて島を回りつつシュノーケリングを楽しみます。
レンタサイクル屋で受け取った地図を頼りに島の北側へ。
ボートや海水浴を楽しむ人たちを眺めつつ自転車を漕いでいきます
水の色が、若干の曇り空ですが奇麗
島の内部の風景はこのようなサバンナ風。日当たりもよく日焼け止め塗り手繰ったのですがしっかり日焼けしてきましたw
午前の目的地、リトル・パラキート・ベイ。
バスも付近に停まります。
ここでインド洋を初体験。ここらへんはサンゴ礁の南限で沖縄のようなトロピカルな海中風景ではありませんが魚もそれなりに見れました。
ランチはそのリトル・パラキート・ベイから少し戻ったジョーディ・ベイに1件だけあるスーパーマーケットとその隣にあるカフェにて。
まずはスーパーで購入したビール。
このXPA、さわやかな口当たりにポップのいい香りが真夏のオーストラリアによく合う逸品でした!
スーパーにも食べ物ありましたが、いまいち美味しそうじゃなかったので、となりのカフェでオージービーフのハンバーガーを。これが美味い!フライドポテトもめっちゃ美味くてビールにまた合いました!
ご飯の後は島の南側へ向かいます。
ピンクレイクと呼ばれるように、すべて塩湖。湖も心なしか名前の通りピンクに見えます。
また湖も水をたたえているのは一部で半分くらいは完全に塩のみ。近くで見たかったのですが、道路より先は立ち入り禁止でした。。。
この湖周辺の岩陰にもクオッカ君。
この子もなかなか人懐っこくて手をかざしたらにおい確認してきたり。
島の中央部はこのようなアップダウンが激しいです。
自転車にはギアついていますが、キツカッタ。。。電動自転車がいいなー。あるかはわからないですが。
森の木陰でまたクオッカ発見。
クオッカ見かけたのはすべて1匹だったのですが、カンガルーのように群れることはないんでしょうかね?
島の南側へ来ました。
なんとなく南側のほうが波が穏やかな雰囲気。バリアリーフが南側のほうが沖まで広がっているからか。
南側ではリトル・サーモン・ベイでシュノーケリングを楽しみます。
午後になって人でも増えたのか、ここリトルサーモンベイはなかなかの人気スポットでした。
海中もクリアでいろんな魚がいました!
シュノーケルセットはマスクのみでフィンなどはなかったのでビーチ近くだけで楽しみましたが、十二分で海と戯れました。
島を走る観光列車のレール。
レールは島の旧軍事施設の砲台跡まで続いていてて島の高台から風景を楽しむことができるそう。
ラストは島の中心部、船着場近くで休憩してた時に表れたクオッカ君。
どこかから拾ってきたナッツを頬張ってます。微笑まし(*'ω'*)
ロットネスト島へクルーズ
西オーストラリア4日目は再びパース滞在です。
この日は1日パース沖合18kmのインド洋に浮かぶ島で過ごします。
世界一幸せな動物のクオッカに会える島としてオーストラリア国内でも有名な観光スポットです。
島に行くには基本はフェリーになります。セスナで行く贅沢な方法もありますがw
フリーマントルから行くのが一般的ですが、今回はパースのエリザベスキーから行くことにしました。
フェリー会社はSeaLink Rottnest Islandというところで、GetYourGuideから予約しました。国立公園でもあって入島料などが別途かかるフェリー会社もあるのですが、この会社のツアーでは入場料込み、オプションで自転車とシュノーケリングセットを追加でレンタルして1万ちょいでした。
8:30にパース発、16:15にロットネスト島から戻るスケジュールで割と多くの時間を島で過ごせるのも決め手でしたね。パースからロットネスト島までは1時間半ほどの船旅になります。
そのうち1時間はスワン川のクルーズになって、船員によるガイドも付きます。例によって英語なんで分らんのですが。
そんなスワン川クルーズ。
フェリーはここから。ベルタワーなどがあるエリザベスキーから出発
高層ビルはパース中心部のこの辺のみ
スワン川下流は川幅がとても広いので橋はパース中心部とフリーマントル近くにしかありません。橋の下をくぐるのも楽しい光景です。
ナロー橋を走るメトロ
キングスパーク
キングスパークの端にあるブルーボートハウス
望遠で。川側から見るとボートハウスだとわかりますね。
ポイントウォルターにある砂州。
川の真ん中まで伸びていて歩いていくのも可能なようです。
チドリービーチ。
カヤックの練習の人たちで賑わってました
フェリー内部はこんな感じ。この日はいい天気だったのでずっと2階で過ごしてました。
フリーマントル付近
フリーマントルにあるレインボーコンテナのオブジェ
メトロが走る鉄道専用橋
河口付近の港には大型客船やタンカー、貨物船などが停泊してます。
スワン川河口にある海洋博物館
インド洋に出ました。
フェリーはここからスピードを上げてインド洋を30分ほど疾走します。
なかなか揺れたので船に弱い人は酔い止め飲んでおいたほうがいいです。
沖合にも貨物船が停泊
ロットネスト島に近づいてきました。
海の色がエメラルドに。
西オーストラリア ドライブの旅 南極海へ
リーウウィン灯台
旅の目的のひとつ、南極海へ向けてマーガレットリバーから出発です。
マーガレットリバーから南下すること50分。最後は舗装されていない道も走り抜けてオーストラリア大陸の南西の端へ到着です。ここは、インド洋と南極海の境目となる場所、灯台施設以外は何一つない世界の果てを感じさせる場所です。
以前、ヨーロッパ大陸の南西端サグレス岬に行ったとき以上です。こっちには周囲に街などないですからね。一番近いオーガスタの街まで5kmほどです。
灯台手前には遊歩道も。
灯台エリアへは、灯台内部のガイドツアーを含めて入場料20AUD。
灯台の他に管理施設や展示室などが配置されてます。
灯台までの一本道にいは謎のホルスタインオブジェww来るとき牧場とか見なかったんですがね。
このへん蛇が出るらしいです。
灯台は付近で撮れる石灰石で建てられていて純白に伸びる姿が実に映えます!
1月に行った角島の灯台と同じようなつくりですが、あっちは御影石、こっちは石灰石なので驚きの白さはこちらに軍配上がりますね。
ガイドツアーは30分毎、この回はオーストラリアのおじさんとシンガポールのカップルと自分でした。
ガイドのお兄さんの説明を聞きつつ(英語なんでほぼ分らんがw)100ちょっとある階段を上がっていきます。
最上部のさらに1フロア上に設置されているフレネルレンズを備えた光源。くるくる回ってます。
そしてお待ちかねの灯台上部から外に出ると、この景色。
こちらは北側。オーストラリア大陸から岬が伸びているのが分かります。
左側がインド洋、右側が南極海です。
ふと下見ると、蛇がww普通に出るんだなw
そして南側、左が南極海、右がインド洋です。写真中央の岩礁が境目の目印です。
天気もとてもよかったのですが、海は荒れ模様。風も半端なく強く、油断すると飛ばされそうで非常に怖かったです。高いところは基本的に好きなんですが、恐怖に玉がすくみましたわw
やはり南極海は荒れるものなんですね。まだ南緯34度ですが。
恐怖の中撮ったパノラマ写真
見学も終わり、灯台の周りを見物。
運が良ければクジラを見れるみたい。
第二次大戦の終盤の1945年、ここの沖で駆逐艦がフリーマンドルへの集合に向かう途中沈んだとか。
ここにも様々な場所への距離が記されてました。
南極点までは5,435km。まだまだ海の向こうですね。
オーガスタ
リーウウィン岬の手前5㎞ほどにある南極海沿いの小さな街。
よさげな街だったので最初はここに泊まることも考えました。
こちらのドルフィンクルーズは1日1回14時からというのんびりっぷり。
観光案内所の向かいにあったバスを改造したピザ屋。
観光案内所、兼郵便局。
なかなか見ない私書箱式。
街の風景はこんな感じでメインストリートから市街を見ると南極海へ流れるオーガスト川が見えます。
ジュエルケイブ
このマーガレットリバーの地域は石灰岩質の地質なのか、いくつもの鍾乳洞があり、複数の鍾乳洞を回れるセット券なども販売されてます。
先ほどのリーウウィン灯台でもチケット売られてましたね。
その中で西オーストラリア州最大級といわれるジュエルケイブを尋ねました。
オーガスタの街から少し北上すると、その名もケイブスロードをという道へ入ることができます。このケイブスロードには、ジュエルケイブ、レイクケイブ、マンモスケイブ、ニルギケイブと4つもの鍾乳洞がありますが、このジュエルケイブは一番南に位置します。オーガスタの街からは車で10分ほど。
森の中を抜けていくと駐車場とジュエルケイブの入り口が。
入り口には絶滅種のフクロオオカミの像。
洞窟内部でフクロオオカミの骨が見つかっているみたいで、タスマニア島だけでなくオーストラリア大陸全体にいたんでしょうかね?
洞窟内部はガイドツアーとなり自由に入ることはできませんので、受付でチケットを買ってガイドを待ちます。
人気のスポットなのか20人ほどの団体でツアー開始です。
流石、西オーストラリア州最大との触れ込みは伊達ではなく、ツアーは1時間半ほどたっぷり時間をかけて広大な鍾乳洞内をぐるりと1周するかたちでツアーが行われました。
入ってすぐの広いフロア。
このロープがこのジュエルケイブ探索の始まりの場所だそうで。
自分たちが入ってきた入り口は後で作ったものなんでしょうかね。
案内のところどころではプロジェクションマッピングも。
まるで深海のよう。
巨大なハムの原木ww
この辺りは天井から多数の鍾乳石が生成されててまるで雨のよう。
ここもライトアップポイントで、青色になるとほんとに雨が降っているような気分に。
巨大パイプオルガン
西オーストラリアドライブ マーガレットリバー
マーガレットリバー
バッセルトンからさらにバゼルハイウェイを南下すること50分、マーガレットリバーに到着です。
今回のホテルはこちら、その名もマーガレットリバーホテル。
マーガレットリバーの市街地ど真ん中にあるので、ランドマークにもなりそうなホテルでした。マーガレットリバーは市街といってもとてもこじんまりしているので車なら5分で通り過ぎてしまいます。
クラシックな外観どおり歴史のあるホテルで1936年からこの地で営業しているそう。
通された部屋も広くて調度品も品があって快適でした。
スーパーマーケットも歩いて5分ほどのところにありましたし、何日か滞在するにもいいかもしれません。
ホテルにはバー。レストランも併設されています。
食事は後述するブルワリーでいただいたので、バーを利用させてもらいました。
オーストラリアの高級ワインの生産地として有名な地域だけあって、地元のワインがいろいろ揃ってました!
その中でこちらSkuttlebutt(スカットルバット)のシャルドネ、Stella Bella Winesというワイナリーで生産されています。フルーツの香りと酸味がいい感じ。
ホテルにはボトルショップも併設されています。
マーガレットリバーのワインやビールなどが購入できます。
オーストラリアではお酒はスーパーやコンビニでは売ってなく、ライセンスのある専門店でしか売ってません。
しかも公共の場所で飲むと罰金なので、なかなか厳しいです。ニュージーランドもそうでしたが。
こちらは部屋飲み用に購入したビール。COLONIALはマーガレットリバーから車で10分ほどのブルワリー。陳列を眺めていたらたまたま現れたおじさんにおすすめされて購入しましたww
このビール、缶の蓋が特徴で鯖缶みたいに缶上部がすべてオープンする仕組みで、ペールエールを開けるとぶわっとポップの香りも一気に解放される仕組みで、これにはちょっと感動しました!
またEAGLE ROCKはマーガレットリバーから北上、イーグルベイにあるEAGLE BAY
BREWINGで生産されています。このビールはジャケ買いでしたが、おいしいIPAでした。時間があればイーグルベイにも行ってみたかったですねー。
Margaret River Brewhouse
マーガレットリバーの市内から多分一番近いブルワリーです。
歩いて15分ほどなので車を置いてじっくり飲みに行きました。
www.margaretriverbrewhouse.com.au
マーガレットリバーから10分ほど歩くと名前の由来であるマーガレット川に架かる橋に出ます。
待ちの名前になるにしては小さい川でしたね。水草でびっしりでした。
さらに5分。マーガレットリバー周辺の観光案内板もあるキャンプ場を横目に進むとマーメイドの看板が見えてきました!
進んでいくとログハウス風の店舗が見えてきました。よさげな感じのお店です。
ビールのテイスティングセットを。といっても200ml×3なのでなかなかの量です。
運転の疲れをまずは癒すラガー、さわやかなケルシュとじっくり飲みブラウン。
ご飯はフィッシュ&チップス。魚はタラだったか。酸味の効いたクリームソースが格別。ビネガーが欲しい場合は別途店員さんに言ってください。
フライドポテトもビールに合って美味かった!
帰り際にはこんな看板ww
ここから公共エリアだ。NOアルコールと。
Voyager Estate
今回は一人旅でドライバーも自分なのでワイナリーをいろいろ巡るのはできなかったので1件だけ訪問しました。
おとなりのリーウウィンエステートもよさげでしたが、こちらのヴォヤジャーエステートへ。高級ワインの地ではありますが、ボトルは20AUDくらいから揃ってますので気軽にお土産を購入できます。
テイスティングは9AUDの三種セットもありますが、1杯ずつでも試せます。
ノンアルコールのぶどうジュースもありました。
The Margaret River Chocolate Company
こちらは帰りに立ち寄ったチョコレート工場。
試食品はこんな感じで山盛りになってましたww
チョコのお土産もたくさんあって、見るだけでも楽しかったです。
高級チョコやアイス、カフェも併設されていたので、休息も可能です。
西オーストラリアドライブ バッセルトン桟橋
バッセルトン桟橋
パースからまず向かったのはバッセルトン。
ここには南半球でもっと長い桟橋であるバッセルトン桟橋があります。
その長さはおよそ1.8㎞。航空地図で見てもその長さには驚かされます!
ちなみに世界一長い桟橋はイギリスのテムズ川の河口付近のサウスエンドという町にあるそうです。こちらは2.1km。
このバッセルトン桟橋に向けてパースからクウィンアーナフリーウェイ、フォレストハイウェイ、バゼルハイウェイと乗り継いでひたすら南下します。
およど2時間半のドライブ。
まずは30分ほど運転したロッキングハムのあたりのサービスエリアでお昼ご飯。
空港からパース市内へのバスでも何件か見かけましたし、そこそこ店舗はある模様で気になっていたのです。オーストラリアではメジャーなファーストフードのレッドルースターで腹ごしらえです。
お隣はマクドナルドでしたが、やはり日本には進出していないお店の味は確認しておかねばなりませんね。
看板メニューのチキンサンドをいただきました。コーラと合わせて13AUDほど。
これがなかなかの美味でした。ファーストフードとはいえジューシーなチキンフライはサクサクでひょいと食べてしまいましたww
オーストラリア行く人いたら、ランチにでも1回このレッドルースターに行ってみたください。おススメです。
さて、さらに2時間ちょいドライブしてやってきましたバッセルトン桟橋。
ビーチから見ると、地平線のほうまで桟橋が伸びています。航空写真でも長いなーと思ってましたが実際に見ると実感が伴って1.8kmどころじゃないんじゃね?と思ってしまいますね。
そして、ついにインド洋をこの目で見ることに!以前マレーシアで訪問したマラッカの海は、インド洋とも太平洋ともいえる海峡でしたからね。
バッセルトン桟橋の陸側の始点。
桟橋への入場にはチケットが必要なので、建物内のカウンターでチケットを購入します。基本のチケットには桟橋の先まで向かう鉄道の乗車券も含まれています。(3時間有効)
今回は、これに桟橋の先にある水中展望台のガイドツアーもセットになったものを購入しました。34AUD。チケットセンターにはちょっとした展示室やお土産屋にもなっているので鉄道待ちに見てみるのもいいでしょう。
鉄道は毎時0分くらい発なのでしょうか、たまたまあんまり待たなかったので行きは鉄道、帰りは歩いてみました。
鉄道に乗るとこんな感じ。まるで海上を走っているような感覚です。
ま、走るといっても人間の早歩き程度のスピードなので先端までは20分くらいかかります。
この風景が千と千尋の神隠しの水上列車のようと、一部日本人の間では有名なスポットになってます。
鉄道の外見はこんな感じ。徒歩の人とすれ違うとあいさつされたりしますw
こちらは帰りの風景で海側を振り返ったときのもの。
天気も良くなってきましたので徒歩でも、とても心地いいです。
ほんとにずっと海の向こうまで伸びている感覚に襲われます。
遠くに見える建物が突端になります。
桟橋では釣りスポットも。魚を洗うようなのかところどころにシンクも設置されてましたね。
シロハラトビコウ。オーストラリアなどに棲息するペリカンの仲間らしいです。
桟橋にはところどころに風速計のようなものが。
桟橋の突端まで来ました。この先はインド洋が広がります。
このバッセルトン桟橋1865年に建造されたのち100年をかけていまの長さになったとか。
先端には各都市への距離を示す標識。
日本の都市は無かったですが、代わりに北京が指示されてました。
その突端にある水中展望台のガイドツアーへ。
だいたい列車の到着に合わせてツアーが行われています。
水上から水深8mほどの海底まで桟橋の構造や魚など楽しめます。
ガイドツアーは英語なのですが、日本語の解説文も借りられます。
桟橋の支柱は海中になるとびっしり海綿に覆われます。
その中を大小の魚、クラゲなどが泳いでました。