クロアチア旅行 2015年9月

2015年9月半ばのシルバウィーク、クロアチアを旅行してきました。

初めてのヨーロッパで降り立ったヴェネチアアドリア海の女王とも呼ばれていますが、そのヴェネチア共和国のアドリア海でのライバルだったラグーサ共和国のドブロブニクを見てみたいというものあり、クロアチアへ行きました。

ドブロブニクは別名、アドリア海の真珠。

アドリア海奥にありグランカナル始め運河と中世の町並みが美しい商業都市ヴェネチアに対して、背後の石灰質の白い山とアドリア海の青に映える城塞都市のドブロブニクはまた趣の異なる美しさ。

 

クロアチア旅行はそんなドブロブニクを中心に、首都ザグレブ、日本の奥入瀬渓流や青い池をスケールアップさせたプリトヴィツェ国立公園、古代ローマの宮殿が残るスプリト、隣国モンテネグロの深いリアス式海岸の奥に立地する中世の街コトルを訪問してきました。

9月半ばで、アドリア海で泳ぐことも可能なほど夏の名残があっり、天気にも恵まれて楽しい滞在でした。

 

ザグレブ

到着後初日はバスターミナル近くのホテル、旅の終盤帰国までの2泊は旧市街のアパートを借りて滞在してました。

ザグレブは中央駅から伸びる広場から北に向かってある新市街とそこからケーブルカーなどで登ると行ける旧市街に見どころが集中してます。

市内にはトラムが縦横に走っていて、空港からたどり着いたバスターミナルからも観光の中心であるイェラチッチ総督広場までもトラム1本で行けます。

ザグレブ市内の交通はSuica的なプリペイドカードを購入して移動してました。トラム、バス、ケーブルカーと乗ることができます。

 

そんな新市街、旧市街を初日は散歩。

新市街は三角形の噴水が目印、白亜のクロアチア国立銀行から。

お昼はこのクロアチア国立銀行近くのピッツェリアで。

このKarlovačko(カルロヴァチュコ)はクロアチアの二大ビールの1角。

軽い苦味のラガーで天気のいい散歩のランチには最適でした!

 

クロアチアはワインの宝庫でもあります。

アドリア海岸線の海風を受ける地域、その海風を阻む山脈の裏側の地域、そして内陸部と様々な風味のワインがありますので、ワイン好きにも是非訪れてほしい国の一つですね。

聖母被昇天大聖堂

ザグレブの中心的な大聖堂。高い尖塔が特徴で、内部の厳かな作りも良かったです。

 

大聖堂前の広場も楽しいオブジェが多くて、多くの観光客が寛いでました。

また、街のさらに北側へ向かうバスの始発点でもあります。

 

可愛らしいケーブルカーと、その登った先に建つロトゥルシュチャク塔。

このケーブルカー、世界最短のケーブルカーとなっていて乗車時間はたった30秒ww

ザグレブに来たなら、試しに乗ってみるのもいいですよ。

中世の見張り塔ということで内部を登って見るとザグレブ全体を見渡すことができます。

 

聖マルコ教会

こちらもザグレブのランドマーク。クロアチアの国章とザグレブの市章のモザイクが屋根を飾るなんとも特徴的な教会です。

結婚式をしていて残念ながら内部は見学できませんでした。

石の門

聖マルコ教会がある高台から大聖堂へ抜ける道です。

内部にはマリア像も安置されていて、祈りを捧げる人も多かったです。

 

イェラチッチ総督広場

ザグレブの中心となる大広場で、大勢の人でにぎやか!

歩き疲れた癒やしにカフェでチョコケーキを。

 

夕食後でも人は絶えません。

クロアチア滞在中の1周間はずっとザグレブではお祭りだったみたいでコンサートに合わせてダンスも色んな所で行われました。

こういう雰囲気は旅行者にとっては嬉しいハプニングですね。

 

 夕食はクロアチア料理のお店へ。