自由の女神

ニューヨークの最も有名なランドマークといえば自由の女神ですね。

今回の旅行では2回に分けて自由の女神を見に行きました。

 

スタテンアイランドフェリー

まずは自由の女神をフェリー航路から眺めるためにマンハッタン島の突端のバッテリーパークからアッパー湾を走りスタテンアイランドへ向かうフェリーに乗ります。

この日は旅行中唯一の晴れ。歩くのも気持ちよいですな。

f:id:hijirin18:20210227230542j:plain

スタテンアイランドニューヨーク市の5つの区の一つですが、他の区と異なりマンハッタンと道路や鉄路ではつながってなく(ブルックリン経由では車で行けますが)、場所的にはもうニュージャージー州といってもいい感じの位置にある島です。

そんな交通事情もあるので市民の通勤通学の足としても日常的に使われるフェリーに乗ってきました。

このフェリー、運賃は無料。観光客にとってはアッパー湾からの摩天楼や海に浮かぶ自由の女神も見れる航路ということもあってニューヨーク行ったら必ず乗ってほしいですね。

f:id:hijirin18:20210227230607j:plain

アッパー湾ではシーカヤックを楽しむ人たちも。遠くには自由の女神

f:id:hijirin18:20210227230556j:plain

さて、出航です。所要時間は25分。

まずは離れていく摩天楼をバックに。

f:id:hijirin18:20210227230635j:plain

f:id:hijirin18:20210227231047j:plain

しばらくすると右手に自由の女神が表れます。

足元にはすごい数の人たちが。やはりみんな島に上陸するんだよね。自分たちも後日行きますよ。

f:id:hijirin18:20210227230647j:plain

f:id:hijirin18:20210227230700j:plain

f:id:hijirin18:20210227230714j:plain

そんな景色を見てたらあっという間にスタテンアイランドに到着。

f:id:hijirin18:20210227230727j:plain

スタテンアイランドを走るスタテンアイランド鉄道にちょこっとだけ乗ります。

この鉄道も面白い運賃体系でフェリー乗り場に隣接する駅とその次の駅でだけ運賃があってそのほかの区間で乗り降りする分には無料という。

使用されている車両もなかなかに年季の入ったものでレトロな雰囲気を味わえます。

f:id:hijirin18:20210227230921j:plain

というわけで一駅だけ乗って下車。

f:id:hijirin18:20210227230933j:plain

ここで降りて向かうのはFlagship Brewingというスタテンアイランドのブルワリー。ニューヨーク市にはこんな小さなブルワリーがたくさんあってこれらを巡るのも楽しいです。

f:id:hijirin18:20210227230946j:plain

まずはフライトセット。

f:id:hijirin18:20210227231058j:plain

どれも美味しかったけど、この日はなかなかに暑かったのでサマーエールをおかわり。

すっきりオレンジな風味でごくごくいける!

f:id:hijirin18:20210227231108j:plain

5月でしたが桜も咲いてました

f:id:hijirin18:20210227231246j:plain

さて、マンハッタンに戻ります。

スタテンアイランドフェリーはこの黄色い船体が特徴。

f:id:hijirin18:20210227231231j:plain

帰りは景色を肴に一杯

f:id:hijirin18:20210227231300j:plain

遠くに見えるのがブルックリンとスタテンアイランドを結ぶヴェラザノ=ナローズ・ブリッジ。マンハッタンへ向かうアッパー湾の玄関ということで東京のレインボーブリッジのような位置づけですかね。

f:id:hijirin18:20210227231311j:plain

帰りの船内では合唱が始まってましたw

f:id:hijirin18:20210227231323j:plain

 

自由の女神

後日、自由の女神のあるリバティーアイランドへのチケットを求めてニュージャージー側の乗り場に行きます。

マンハッタンからの乗り場もあるんですが、取ったアパートがニュージャージーでしたし、先日のスタテンアイランドフェリー乗った時に見てみた感じだと、リバティーアイランド行きはすごい行列でしたので。

 

自由の女神へのチケットはあらかじめ買っているNYシティパスを使えます。

ニュージャージー側の乗り場の近くにはもう使われなくなった廃駅が。

この巨大なターミナル駅はかつて移民たちがエリス島で入国審査を受けた後に全米各地へ向かっていった時の名残。

f:id:hijirin18:20210227231512j:plain

f:id:hijirin18:20210227231524j:plain

f:id:hijirin18:20210227231612j:plain

f:id:hijirin18:20210227231537j:plain

駅舎も立派なものが残っています。外観だけで内部には入れませんが、これから向かう自由の女神の見学には、入国審査をかつて行っていたエリス島も含まれているのでこのターミナル駅を見ておくのもいいと思います。

なによりマンハッタンの乗り場と違って全然人いないですからね。

f:id:hijirin18:20210227231553j:plain

 

自由の女神へ向かう前に船はまずエリス島に寄ります。

かつての入国管理局がそのまま博物館になっています。

f:id:hijirin18:20210227231624j:plain

f:id:hijirin18:20210227231641j:plain

大きなホールは、移民たちが行列をなして入国審査を受けていた場所。

審査官のテーブルも。

f:id:hijirin18:20210227232550j:plain

f:id:hijirin18:20210227232602j:plain

移民リストのレプリカなんかも置いてあって本格的。

隣のテーブルでは社会科見学か、子供たちが列を作って審査官役の大人の質問を順番に受けてました。

f:id:hijirin18:20210227232616j:plain

f:id:hijirin18:20210227232632j:plain

ホールの他の部屋には移民たちの歴史を語るものがいろいろと。

f:id:hijirin18:20210227232646j:plain

f:id:hijirin18:20210227232702j:plain

移民はヨーロッパなどのほかにアジアからも。

日本人の写真もありました。こちらは広島から来た少女。

f:id:hijirin18:20210227232718j:plain

さて、再び船に乗り込んでリバティーアイランドへ。

リバティーアイランドはニュージャージー州の中のニューヨーク州の飛び地となっている場所。先ほどのエリス島はニューヨーク州となってます。

f:id:hijirin18:20210227232750j:plain

f:id:hijirin18:20210227232820j:plain

自由の女神の内部に突入です。

トーチや女神像の各部分の等身大レプリカもあったりしてその巨大さを再確認できますよ。

f:id:hijirin18:20210227233004j:plain

f:id:hijirin18:20210227233020j:plain

f:id:hijirin18:20210227233033j:plain

f:id:hijirin18:20210227233049j:plain

女神像の建設や歴史なども見ることができますが、個人的にはポスター集が面白かった。

f:id:hijirin18:20210227233105j:plain

f:id:hijirin18:20210227233119j:plain

f:id:hijirin18:20210227233132j:plain

f:id:hijirin18:20210227233145j:plain

今回のチケットでは台座まで。NYパスでは上まで行けなかったので。

台座から見る摩天楼もまた良いですね。

f:id:hijirin18:20210227233159j:plain

f:id:hijirin18:20210227233210j:plain

見上げるとこんな感じ。まだまだ上があるなあ。

f:id:hijirin18:20210227233225j:plain

帰りの船まで島内を散歩。

自由の女神の周りをぐるりと。やはり正面から記念写真を撮る人多かったですね。

そしてみんなやはり女神像と同じポーズをするwwお約束ですね。僕もやってきましたよw

f:id:hijirin18:20210227233254j:plain

f:id:hijirin18:20210227233310j:plain

島の桟橋の先にマンハッタン。もう使われてないんですかね?立ち入り禁止でした。

f:id:hijirin18:20210227233325j:plain