MoMA見学
ニューヨーク美術館・博物館めぐり3か所目はニューヨーク近代美術館です。
今回はニューヨークシティパスは使えないので入館料25ドル也。
メトロポリタン美術館にも負けない収蔵品は見ごたえありますし、日本人建築家谷口吉生の設計でしんかんが建築されていたり、ユニクロがスポンサーで毎週金曜日の夜は入館無料だったり日本になじみが深いところにも親近感わきますね。
見学した時の企画展は東日本大震災の復興をテーマに様々な建築プランや模型が展示されてました。アメリカでも関心が深いのか結構な人出でしたね。
一般展示のほうは、さすがの収蔵品で名画がたくさん並んでます。
まずはメトロポリタン美術館にもあったエドガー・ドガ。
こちらでもバレエ少女の絵が展示されているのでわかりやすい&ブレないですな。
あちらにあった絵より光が少なくて室内感がより出ています。
バレエ以外の作品も一応ありましたw
彼の風景画なども室内の人物画からさらにぼやけたタッチがファンタジー感を与えますね。
現代美術も多く、絵以外の創作物のフロアも広くとってあります。
家具など身近なものを中心にしながら非現実的な世界観を与えるものが多いですね。
卵の殻が詰まった化粧台
めり込んだ椅子。しかもここにも卵の殻w
棺桶に無数の骨壺・・・
アルファベットが並んでいるんですが、それ以上の意味はくみ取れず。
銃器が並んでいたり
クラブVSロブスター
有名なアンディ・ウォーホルのトマトスープ缶の絵がずらりと。
釘が打たれまくって座れない。。。
線だけ、もしくは空白のみという一番難しい類の作品も。
寄生獣に出てきそう
また絵画ゾーンに戻ります。
ゴッホの星月夜。
見てると頭がぐるぐるしそうな。すべてが回転しそうな錯覚を覚えてしまいます。
アンリ・ルソーの眠るジプシー女。
ライオンが傍らに恐ろし気なシチュエーションなのに不思議な安心感。
マティスのダンス。
シンプルながらも輪を作って踊る姿は躍動感が凄くて個人手にはお気に入りの絵です。
2,5m×4mという巨大なカンバスに描かれているあたりからも大迫力なんですよね。
デ・キリコの作品。
ダリやマグリットと並ぶシューレアリズムの大家です。特殊過ぎる遠近感の不思議な絵です。汽車がいるのも特徴ですかね。なにも生き物の気配はないのに何者かは移動している。
さらに現代的なポッポアートのコーナー。
実にアメリカンな絵ですね。